サンダーの大量離脱からレンデボーグ旋風まで――ザック・ロウが語るNBA序盤戦の注目ポイント
The Zach Lowe Show(2026年11月2日配信)でザック・ロウがNBA序盤戦の注目トピックを語った。
NBA Today(2026年11月5日配信)でジェイソン・キッドが語った
チームネッツシクサーズピストンズホーネッツヒートサンダーレイカーズキングスマーベリックススパーズ
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NBA Today(2026年11月5日配信)でマリカ・アンドリュースがレギュラーシーズン屈指の一夜を振り返った。
新加入のジェイソン・キッドを迎えた初回放送で、ウェンバンヤマの歴史的パフォーマンス、ルカ・ドンチッチの6試合連続35点超、シクサーズの8勝1敗スタート、クレイ・トンプソンのキャリア初ゲームウィナーなど、28チームが試合をこなした盛りだくさんの夜を掘り下げた。
スパーズ対マーベリックス戦でビクター・ウェンバンヤマが52得点・24リバウンド・8ブロックを記録した。前半だけで5ブロック(うち3本は13秒間)を積み上げ、制限エリア内で13得点を挙げる圧倒ぶりだった。50得点・20リバウンド・5ブロック以上は、ブロックが集計され始めた1973-74年シーズン以降、1974年のボブ・マカドゥー(バッファロー・ブレーブス)に次ぐ史上2人目の達成となった。
キッドはダラス時代にウェンバンヤマの40点ダブルダブルを対戦コーチとして経験しており、この試合もスリーが8本中1本だった点に注目した。
「シュートが入っていないのにペイントで支配できるということは、彼のIQと、勝つためには何でもやるという姿勢の証だよ」
— ジェイソン・キッド [06:02]
パーキンズもペイントポイントがリーグ2位である点を挙げ、「ディフェンスでこれだけやってくれるなら、8本中3本のシュートは全然気にしない」と評価した。キッドはさらに、スリーの精度が上がった夜の爆発力を予告した。
「その通りだよ、なぜかというと、いつか8本中4本が入る夜が来て、そのとき70点について話すことになるからね」
— ジェイソン・キッド [07:41]
ウェンバンヤマ本人は試合後に体調不良だったことを明かしつつ「こういう試合をもっと頻繁にできるはず」と語っており、インサイド主体のプレーが定着すればさらなる上積みが見込める。
試合最後のポゼッションでカイリー・アービングが1人でショットを打ち、外して敗戦が決まった。クーパー・フラッグは最後の3ポゼッションでボールに触れなかった。キッドはカイリーが将来のホール・オブ・フェーマーであることを踏まえ「カイにこのシュートを打たせることは納得の判断」と擁護した。一方でパーキンズはダスティ・メイ・ヘッドコーチが新任であることを理由に、フランチャイズの軸はフラッグだと反論した。
「だからジェイ、お前も分かってると思うけど、基盤と信頼関係を作ろうとしてるなら、あの場面はクーパー・フラッグと心中するしかない、勝っても負けても」
— ケンドリック・パーキンズ [11:13]
キッドは「まだ19歳」と認めつつも、経験を重ねることで成長していくという見方を示した。次の機会にはフラッグがボールを持つ展開が来ると予測した。
「でも一番大事なのは、いずれまたこういう場面が来るってことだよ。そうなるよ、必ずね。そしてクーパーがボールを持つことになる」
— ジェイソン・キッド [12:17]
ウィンドホーストはスパーズのディフェンスにも称賛を送り、デアロン・フォックスがしっかり守っていた点を付け加えた。
パーキンズはウェンバンヤマにシグネチャーポストムーブがまだないことを課題に挙げた。前日のディナーでキッドに直接この話題を振ったところ、ケビン・ガーネットやラシード・ウォレスの名前を出して具体的な提案が返ってきた。
「KGかラシード・ウォレスのようになればいいんだよ。ベースラインでキャッチ&シュートを磨くだけ。彼のジャンプショットはブロックできないから」
— ジェイソン・キッド [35:14]
パーキンズもラシード・ウォレスやケビン・ガーネットと実際にプレーした経験から、ローブロックやミッドポストからの両肩越しターンアラウンドを挙げた。「ポンポンついてジャンプフックをしろとか言ってるわけじゃない。ただゲームをもっと楽にプレーしてほしい」と述べ、NBAファイナルで輝くための準備だと位置づけた。ウィンドホーストは「開幕8試合でのダンク数はリーグのトラッキング史上最多」と反論し、ダンクそのものがシグネチャームーブではないかという見方も示した。ウェンバンヤマ本人はアウトサイドからの攻めを好む選手であり、インサイド主体を自分の意志で受け入れるかどうかが最大のポイントだとウィンドホーストは指摘した。
ルカ・ドンチッチがサクラメント・キングス戦で40点を記録し、35点以上を6試合連続で達成した。これは過去30シーズンで2番目に長いストリークで、2005年のアレン・アイバーソンに並ぶ数字となった。さらに6試合連続でスリー6本以上はステフ・カリーのリーグ記録タイ、レイカーズの選手としては2003年のコービー・ブライアント以来の記録だった。
キッドはダラスで5シーズンにわたりルカをコーチした経験から、今季のレベルは当時とも違うと認めた。オフシーズンにチームメートをスロベニアに招待した取り組みや、体のコンディションの良さが要因だと分析した。
「チームメートを自分の母国に招待して、楽しさや喜びが伝わってくる、そして何より体のコンディション。彼が体を絞って仕上げているのが見てわかりますよね、すでにたくましい」
— ジェイソン・キッド [23:25]
ウィンドホーストはレブロン・ジェームズとの併用がなくなったことに注目した。最初の91試合はレブロンと一緒にプレーしていたが、今季はウォーカー・ケスラーやオースティン・リーブスが加わりロスターのバランスが改善されたと分析した。
「ウォーカー・ケスラーやオースティン・リーブスがいてチームとしてのバランスが取れているとき、NBAでのオーバーラップは非効率を生むことがあるんです。今は効率がずっと上がっている」
— ブライアン・ウィンドホースト [24:05]
ただしウィンドホーストは「11月にやっているのとスプリングでやるのは別の話」と釘を刺し、プレーオフまで体を持たせることが鍵だと述べた。MVP争いについてキッドは「MVPになれる」と断言しつつ、サンアントニオのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーを対抗馬に挙げた。ギルジャス・アレクサンダーはキャブス戦で43点を記録し、直近2試合でキャリア最多のミスショットを打ちながら両試合40点超・2連勝を達成している。
シクサーズがピストンズを下して8勝1敗とした。レブロン・ジェームズのチームが最初の9試合で8勝を挙げたのはこれが4度目で、過去3回(2012年ヒート、2016年キャブス含む)はすべてNBAファイナルに進出している。レブロンはキャリア通算16,000本目のフィールドゴールも達成し、キャリアで205人以上の選手にアシストを記録してプレーバイプレー時代の史上最多を更新した。
ただしレブロン本人は「ファイナルとかそういうことを話すには早過ぎる。今日は11月4日だと思うし」と冷静だった。ウィンドホーストはオフェンスがリーグ20位にとどまっている点を指摘し、まだ完成形には程遠いと分析した。
「オフェンスはまだ模索中で、このチームはまだまだ成長の余地がたくさんある。まだ完全にラーニングカーブの真っ只中にいるのに、こういう試合に勝ってるんだ」
— ブライアン・ウィンドホースト [19:55]
タイリース・マクシーが「レブロンが積極的にパスを出せるなら、俺たちも同じようにできる」と語ったことについて、キッドは「レブロンが売り込んでいるものすべてを受け入れてる」と評価した。エンビードとのケミストリーも構築途上で、まだ最高のバスケットボールには達していない段階でこの成績を残している点にチームの伸びしろがある。
ヒートがホーネッツ戦で最大20点差をひっくり返し、オーバータイムの末に117-116で勝利した。残り3秒でクレイ・トンプソンがスリーを沈めた。キャリアで約3,500本のスリーを決め、4Qとオーバータイムで728本、リードを奪うスリー78本を打ってきたトンプソンにとって、ゲーム残り5秒以内のスリーポイント・ゲームウィナーはこれがキャリア初だった。
キッドはヒートの課題としてヤニス・アデトクンボの適応を挙げた。ミルウォーキー以外でプレーするのが初めてである点を踏まえ、まだ足場が固まっていないと見た。
「ヤニスについては、ミルウォーキーを出たのが初めてだからね。今回が初めてのトレードなわけで、トレードされたらまず自分の足元を固めなきゃいけないとずっと言ってきた」
— ジェイソン・キッド [41:58]
ヤニスは数字を残しているが、ディフェンス面での貢献がまだ足りないとキッドは指摘した。ウィンドホーストはティム・ハーダウェイやトンプソンを獲得してシューターを揃えたものの全体的にシュートが入っていないと述べ、外からのシュートが改善しなければ「史上最強クラスのディフェンスを作り上げる必要が出てくる」と警告した。キッドはそれでもヒートのディフェンスがリーグトップ10に入ると予測し、ゴールデンステート戦のヤクセル・レンドバーグについても「若いやつが自分の考えをはっきり口にしているのが好き」と称賛した。
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