レブロンの「楽しむ力」、ルーキー豊作、そしてOKCの苦境——Real Onesが語るシーズン序盤の注目点
The Ringer NBA Show(2026年11月4日配信)でロガン・マードック、ハワード・ベック、ラジャ・ベルがシーズン序盤の注目トピックを語った。
NBA Today(2026年11月3日配信)でチニー・オグウミケが語った
チームニックスシクサーズブルズブレイザーズロケッツグリズリーズペリカンズ
番組nba-today

NBA Today(2026年11月3日配信)でマリカ・アンドリュースがNBAカップ開幕の見どころを語った。
ハロウィン仕様の番組には解説のケンドリック・パーキンス、リチャード・ジェファーソン、チニー・オグウミケが出演し、ニックスと76ersの再戦、グリズリーズのジャ・モラント負傷、WNBAファイナル史上初のゲーム7、そしてNBAカップ優勝予想まで幅広く取り上げた。
NBAカップのグループステージが始まり、昨季王者のニックスはシクサーズに敗れた開幕戦から連勝で立て直した。現地リポーターのビンス・カーターによると、ジェイレン・ブランソンは開幕戦でブルズ相手に19本中6本しか決められなかったが、直近の試合ではシュート成功率50%まで回復した。7月に手術した左手首はトレーニングキャンプ時点で85%だったが、今は100%に戻ったという。
「今はもう7月に手術した左手首が100%回復したステージだと聞いています。トレーニングキャンプのころは85%でした」
— ビンス・カーター [03:27]
ブランソンのメンタル面も興味深い。カーターがディフェンディングチャンピオンとしてのモチベーション維持について尋ねると、ブランソンはボストンのジェイソン・テイタムやジョー・マズーラのように「82試合を通して自分を騙す」必要はないと一蹴した。「ニューヨークのメディアが言うネガティブなことに注意を払えばいい」と答えたという。パーキンスもブランソンをここ2〜3年のイースタン・カンファレンス最高の選手と評価し、76ers戦での平均得点はヤニス・アデトクンボに次ぐ水準だと指摘した。
「ジェイレン・ブランソンは私を見てこう言いました。「そんなことはない。ニューヨークのメディアが言うネガティブなことに注意を払えばいいだけだ」とね」
— ビンス・カーター [03:27]
チニー・オグウミケはニックスをブランソン一人のクラッチチームではなく、本物のビッグ3を持つチームとして見るべきだと主張した。カール・アンソニー・タウンズは20得点20リバウンドを記録した試合ではほぼ無敗で、それだけ集中力が高い証拠だと分析した。OG・アヌノビーも今シーズン序盤からすでに20点超えの試合が複数ある。
「ジェイレン・ブランソンだけがクラッチタイムのパフォーマーだというイメージから脱却して、本物のビッグ3を持つチームとして見始める必要があると思う」
— チニー・オグウミケ [08:31]
オグウミケが強調したのはサイズとバーサティリティの両立で、タウンズとアヌノビーはスモールボール相手にドライブで攻められる点が大きいと述べた。パーキンスもタウンズとジョエル・エンビードのマッチアップに注目し、タウンズがミドルレンジとペイントアタックのバランスを見つけたことで、エンビードにとって本当のテストになると語った。
「カール・アンソニー・タウンズとジェイレン・ブランソンだけじゃない。OGアヌノビーも今シーズン序盤の数試合ですでに20点以上を記録しています」
— チニー・オグウミケ [08:31]

76ers側で注目を集めているのはタイリース・マクシーのクラッチパフォーマンスだった。レブロン・ジェームズ、ジェイレン・ブラウン、ジョエル・エンビードというスター揃いの中で、マクシーが要の選手になっている。現地リポーターのクリスによると、インディアナ戦で第3クォーター終了時点でわずか10得点だったマクシーに対し、ジェイレン・ブラウンが「もっと積極的にいく必要がある」と声をかけた。するとマクシーは第4クォーターだけで17得点を挙げ、チームを4勝目に導いた。
「マクシーは3クォーター終了時点でわずか10得点でしたが、ジェイレン・ブラウンがマクシーに「この試合に勝つにはもっと積極的にいく必要がある」と言った。そしてマクシーはその通りにしました」
— クリス [04:45]
この試合でマクシーのキャリア通算の「第4クォーター15得点以上」が20試合に達し、フランチャイズ史上アレン・アイバーソンに次ぐ2位の記録となった。76ersのディフェンスはリーグトップ5に入る一方でオフェンスはワースト5。開幕戦のクリーブランド戦では前半だけで14ターンオーバーを記録するなど課題が残る。オグウミケは「ディフェンスはオフェンスよりも早く形になる」と述べ、レブロンが前の試合でダブルフィギュアのアシストを記録するなど周囲を活かしている点を評価した。
「ターンオーバーがかなり多いんですよね。開幕戦のクリーブランド戦では前半だけで14ターンオーバーがあったけど、それでもなんとか盛り返した」
— チニー・オグウミケ [10:15]
グリズリーズ対ブレイザーズの無敗対決では、ジャ・モラントが第1クォーターにタフなフローターを決めて14得点を記録したが、第4クォーターにハムストリングを痛めて退場した。シャムズ・チャラニアの報道によると、左ハムストリングのグレード2の肉離れで最低4週間の離脱が確定した。開幕から勢いよくスタートしていたブレイザーズにとって痛手となる。
一方、グリズリーズではルーキーのキャム・ブーザーがキャリア5試合目でトリプルダブルを達成した。オグウミケはブーザーのバスケットボールIQの高さと汎用性を称えた。パスセンスがエリートレベルだという評価で、父カルロス・ブーザーがキャリア861試合かけて達成したトリプルダブルを、息子はわずか5試合で記録した。
「5試合目で初のトリプルダブルを達成です。父のカルロスは861試合かけてそれを達成しましたが、息子は5試合目でやってのけました」
— リチャード・ジェファーソン [12:47]
ペリカンズの話題にも触れ、パーキンスは1勝4敗からの初勝利を喜んだ。フランチャイズの顔であるジェレマイア・フィアーズが22得点13アシスト8リバウンドを記録し、「ボールを渡して自由にやらせると」結果を出す本物の若手だと語った。
「フランチャイズの顔であるジェレマイア・フィアーズが昨夜見せてくれたじゃないですか。ボールを渡して自由にやらせると、22点13アシスト8リバウンド。この若者は本物ですよ」
— ケンドリック・パーキンス [13:43]
土曜日にサンフランシスコのブーハラで開催されるWNBAファイナルのゲーム7も大きな話題になった。WNBAファイナル史上初のゲーム7で、アトランタ・ドリームがバルキリーズに挑む。オグウミケはゲーム6でのアリシア・グレイのディフェンスを「マスタークラス」と表現した。グレイは対峙するチェッキ・ザネッリーニに2〜3インチの身長差がありながら、スクリーンをかいくぐり続け、バルキリーズのシュートを17本中2本に抑えた。オフェンスでも23得点を記録し、攻守両面で存在感を示した。
「ここを見てください。スクリーンを張られながらもアクティブに動き続けている。これがガードにとっていちばん難しいことなんですよ」
— チニー・オグウミケ [16:16]
パーキンスはゲーム7の心構えについて語り、「誰がより勝ちたいかで決まる」と断言した。調整の余地はなく、互いの傾向もゲームプランも分かり尽くした状態で、疲労に打ち勝つメンタルとディフェンスの泥臭さが勝敗を分けると述べた。ドリームの立場なら先手を打ち、ホームの観客を黙らせることが重要だとも語った。
「ゲーム7は誰がより勝ちたいかで決まるんですよ。もう調整とかそういう話じゃない。両チームお互いの傾向もゲームプランも全部わかってる」
— ケンドリック・パーキンス [18:58]

番組の締めにNBAカップ優勝予想が発表された。パーキンスはヒューストン・ロケッツを指名した。根拠として、フレッド・バンブリートがポッドキャストで「毎日チャンピオンシップのための習慣を積み重ねている」と語ったエピソードを挙げた。昨季のニックスもシーズン中トーナメントで自分たちを見つけ、それがNBA優勝につながった前例があるとして、今のロケッツがNBAで一番良いチームだと主張した。
「「毎日チャンピオンシップのための習慣を積み重ねている」と言ったんです。ニックスが同じことを言っていたら、それが最終的にNBA優勝につながったわけで」
— ケンドリック・パーキンス [38:54]
オグウミケもロケッツの上昇を認め、バンブリートだけでなくトンプソンがオフェンスのレンジを広げていること、ジャバリ・スミスJr.がXファクターとしてフィットしていること、アルフレッド・センガンがオールスター級だと列挙した。
一方、ジェファーソンは76ersを優勝候補に挙げた。オフェンスはまだ発展途上だが、ディフェンスが先行して形になっている点を評価した。過去2年間のNBAカップでは準決勝に進んだ4チームのうち3チームがNBAファイナルに進出しており、カップの成績がその後の躍進を予兆している傾向も根拠に挙げた。
「オフェンスよりもディフェンスが先行しているんですが、必要なのはそのディフェンスなんですよね。だから私としては、このチームが成長していく中でそれが生きてくると見ています」
— リチャード・ジェファーソン [40:17]
NBAカップの決勝は12月11日にインディアナ州のヒンクル・フィールドハウスで開催され、優勝チームの標準契約選手には一人当たり約60万5千ドルの賞金が支給される。開幕から1週間半ながら、各チームの輪郭が見え始めた序盤戦の行方に注目が集まっている。
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