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シクサーズのインタビュー(2026年11月1日)でVJ・エッジコムが語った

6勝1敗のシクサーズを支えるルーキーの借りの返し方――VJ・エッジコムが語ったクラッチショットとリバウンドの流儀

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/ 1時間前

チームシクサーズ

練習中に微笑むVJ・エッジコム
イメージ画像(AI で生成)

Philadelphia 76ers Postgame Media Availability 🎙️ | VJ Edgecombe | 10.31.26

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Philadelphia 76ers インタビュー(2026年11月1日配信)でVJ・エッジコムが試合後の囲み取材に応じた。

前日に続くクラッチスリーの舞台裏、開幕6勝1敗を支えるチームの信頼関係、そしてデニス・ロッドマンから学んだリバウンドへのこだわりを語った。

「ひどいゲーム」だったからこそ最後に打てた

記者から「昨日とほぼ同じタイミングのスリー、デジャブでしたね」と振られたエッジコムは、まず自分のその試合の出来の悪さを認めるところから話を始めた。シュートはことごとくショートし、ディフェンスでも抜かれていたという。そのうえで、終盤のクラッチスリーは「チームに借りを返す」一打だったと位置づけた。

「正直言うと、チームに借りを返せたな、って感じです。今日はひどいゲームをしてたんで。何もかもショートするし、たくさんミスするし、ディフェンスでもやられてたし」

— VJ・エッジコム [00:08]

あの場面で最初に考えたのは、タイリース・マクシーにボールを戻すことだったという。ショットクロックが迫るなか自分で打つつもりはなかったが、マクシーの方を見ると「行け」という合図が返ってきた。シュートが入っていない夜でも仲間が信じてくれている――その確信がそのまま打つ判断につながった。

「リースを見たんですよ、リースを見たら『行け』って感じだったんで、行きました」

— VJ・エッジコム [00:30]

調子の悪い試合でこそ、チームメートからの信頼が最後の一打を生んだ形になった。

2ケタ差からの逆転4回はリーグ最多、それでも「常にゲームの中にいる」

開幕6勝1敗という好スタートについて、エッジコムは「コツコツと成長していく過程」だと表現した。リードを奪っては吐き出す展開が続いていることは自覚しており、次のステップは「完成されたゲームをまるごとできるようになること」だと語った。

「僕たちにとってはコツコツと成長していくことが大事で。リードしたかと思えば早い段階で追い上げられて、また逆転して、またリードを吐き出して、みたいな展開が続いてますよね」

— VJ・エッジコム [00:55]

今季すでにNBA最多の4回、2ケタビハインドからの逆転勝利を記録している。「さすがに厳しいと思う点差はあるか」と問われると、エッジコムは即座に否定した。才能はある、ケミストリーはまだ成長段階だが、全員がロックインして集中すればもっと良くなれると自信を見せた。

「いや、いつだってゲームの中にいる感覚はあります。常にそう感じてます。相手が誰であろうと、さっきも言ったようにうちにはタレントがいる」

— VJ・エッジコム [01:41]

レブロンとジョエル・エンビード不在でこの試合を勝ちきったことについても、「誰が出ていようが出ていまいが、すべての試合が大事」と言い切り、出ていない選手からのサポートも感じていると付け加えた。

「こういう試合で手を抜くと、あとで痛い目を見ることになりますからね。さっきも言ったように、僕たちは目標をわかってる、何を追いかけているかをわかってる」

— VJ・エッジコム [02:16]

逆転のきっかけは「小さなラン」を全員でものにすること

終盤の逆転劇にはきっかけがあるのかという質問に対し、エッジコムは「いつそうなるかは事前にはわからない」と前置きした。スティールやブロックのような一発で流れが変わるのかと記者に問われても、特定のプレーではなく「小さなランの積み重ね」を挙げた。8-0や6-0といったランが出た瞬間にチーム全体の空気が変わり、一人が乗ると全員がつられて乗ってくる感覚があるという。

「8点ランとか6点ランとか、小さなランを出す瞬間が大事なんだと思います。そういうランをしっかりものにし続けること、それが一番大事なんです」

— VJ・エッジコム [03:04]

ディフェンスでもオフェンスでも「一本の糸でつながってるような状態」を作ることが重要だと強調した。一方で、大量リードを許した場面での立て直し方はまだ発展途上であることも認め、「時間が答えを出してくれる」と繰り返した。シーズン序盤の7試合で4度の2ケタビハインドからの逆転を演じているが、エッジコム自身はそれを完成形ではなく「一日の終わりに成長し続けること」の途中経過として捉えている。

「誰か一人が乗ってくると、みんなつられて乗ってくるんですよ。とにかくハードにプレーして、ディフェンスでもオフェンスでも一本の糸でつながってるような状態を作ること」

— VJ・エッジコム [03:04]

デニス・ロッドマンの『ラストダンス』がリバウンドの原点

スーツ姿で身振りを交えて語るデニス・ロッドマン
イメージ画像(AI で生成)

エッジコムはガードながら今季リバウンドで際立った数字を残しており、この試合でも8リバウンドを記録した。参考にした選手を問われると、ラッセル・ウェストブルックやドウェイン・ウェイドといったリバウンド力のあるガードの名前を挙げたうえで、最も影響を受けたのはデニス・ロッドマンだと明かした。ドキュメンタリー『ラストダンス』でロッドマンがリバウンドだけに集中する姿を見て、その重要性が強く刺さったという。

「特に『ラストダンス』を観たとき、デニス・ロッドマンがリバウンドだけに集中している姿が本当に刺さりました。そのリバウンドがゲームを決定づけるリバウンドになるかもしれないし」

— VJ・エッジコム [03:52]

自分がリバウンドを取ればそこからファストブレイクにつなげられるし、チームに余分なポゼッションをもたらせる。単に両手でつかむだけでなく、ロッドマンのように片手でのチップアウトも駆使していることに記者が触れると、エッジコムはチームメートのボックスアウトがあるからこそ成り立つと強調した。

「当然うちはタレントだらけのチームで、オレはまだ自分のやり方を見つけている途中です。でもすべてがかみ合えば、チームのブロックアウト、オレがボールに向かっていく動き、そういうことが積み重なって、平均8リバウンドくらいは取れると思います」

— VJ・エッジコム [04:37]

才能ある選手が揃うロスターの中で、リバウンドという地味な仕事を自分の居場所にしようとするルーキーの姿勢が伝わるインタビューだった。