2026年11月1日(日) / 海外一次情報を日本語で、随時更新

シクサーズのインタビュー(2026年10月31日)でVJ・エッジコムが語った

エッジコムが語った決勝スリーの舞台裏と揺るがない自信

記事化
/ たった今

チームシクサーズニックス

Philadelphia 76ers Postgame Media Availability 🎙️ | VJ Edgecombe | 10.30.26

YouTube 公式埋め込み

動画を YouTube で開く

Philadelphia 76ers インタビュー(2026年10月31日配信)でVJ・エッジコムが試合後の囲み取材に応じた。

シーズン序盤のスリーポイントの確率が上がらない中でも打ち続ける理由、ブランソンにタフショットを決められた直後のメンタルの切り替え方、そしてマキシーとのピック&ロールから生まれた決勝スリーの裏側を語った。

0-3でも打ち続ける――正しいシュートを断れば次はもっと来ない

シーズン序盤、エッジコムのスリーポイントの確率は上がっていない。それでも試合終盤に大きなシュートを決め続けられる理由を記者に問われると、エッジコムは迷いなく「正しいシュートなら必ず打つ」と言い切った。この試合でもスリーポイントが0-3の場面から打ち続けたことに触れ、打たない選択の方がリスクだと説明した。

「正しいシュートであれば、必ず打ちます。だって、打たなかったら、その後にもっといいシュートチャンスが来ないかもしれない」

— VJ・エッジコム [00:49]

いずれ確率は追いつくという信念がある一方で、受け身になる瞬間もあると認めた。ただ、そうした場面でも「常に正しいプレーをしようとしている」と語り、自分のショットセレクションへの自信が揺らがないことを強調した。

「俺は最大限の自信を持っていると思います。受け身になることもあるんですが、常に正しいプレーをしようとしています」

— VJ・エッジコム [00:49]

シュートの確率が低い序盤戦でも打つ姿勢を変えないのは、ショットの質を判断基準にしているからだとエッジコムは考えている。結果ではなく過程に軸を置く考え方が、試合終盤の勝負どころで力を発揮する土台になっている。

ブランソンのタフショットに頭を下げない――次のプレーで冷静さを保つ

ニックスのブランソンがエッジコムの上からタフショットを決めてリードを奪った場面の直後、エッジコムはコーナースリーを沈めてやり返した。記者にメンタルの切り替え方を聞かれると、エッジコムはまず「毎晩ベストプレーヤーを守っていると、タフショットは決められるものだと受け入れるようになる」と前提を語った。

「タフなシュートを決められたからといって、頭を下げてふてくされるわけにはいかない。あのシーンは俺の上から打ってきたんで、ある意味ちゃんと仕事はしたと思うんですよ」

— VJ・エッジコム [02:00]

自分のディフェンスが甘かったのではなく、コンテストした上で決められたという認識がある。だからこそ気持ちを引きずらずに済む。エッジコムが重視しているのは、すべてのシュートをコンテストすること自体であり、結果は相手を称えるしかないという割り切りだった。

「コンテストされたシュートをたくさん決めてゲームを勝ってくるようなら、それはそれで相手を称えるしかない。でも俺はただ、すべてのショットにコンテストできるよう最善を尽くす」

— VJ・エッジコム [02:00]

次のプレーで止められるかもしれないし、オフェンスでプレーを作れるかもしれない。その切り替えの速さが、直後のコーナースリーとディフェンスストップにつながった。

決勝スリーはタイムアウト前に仕込んでいた

試合終盤の決勝スリーは、マキシーとのピック&ロールから生まれた。エッジコムがスクリーンをセットし、相手がマキシーにダブルチームに行ったところでスペースが空き、パスを受けて打った。シンプルなプレーだが、事前の準備があった。

「タイムアウトから出る直前に彼に言ったんですよ、『上がってスクリーンセットするから、そこから何かが生まれるぞ』って」

— VJ・エッジコム [03:29]

エッジコムは相手のディフェンスの傾向を昨シーズンから把握しており、マキシーに強いディフェンダーがつくこと、ダブルチームが来ることを読んでいた。「マックスとのピック&ロールで、俺はちょっとだけスペースを作ってあげればよくて」と語り、スクリーンをしっかりホールドすれば必ずダブルチームが来ると踏んでいたと明かした。

「相手がどうディフェンスしてくるかを把握しているから、というのがあって、それは去年から似た感じなんです」

— VJ・エッジコム [03:29]

複雑なセットプレーではなく、相手の守り方を読んだ上でのシンプルな2人の連携が決勝点を生んだ。エッジコムは「誰が来ても自分の選択肢に自信がある」と語り、マキシーへの信頼と自分のショットへの確信の両方をのぞかせた。

レブロンの声とエンビードのパスがチームを支えている

記者から試合終盤にレブロンがチームにもたらすものを聞かれると、エッジコムは24〜25年のキャリアで積んだ経験の厚みを挙げた。

「本当に声をよく出してくれる、それが常に俺たちを助けてくれるんですよね。彼が声を出してくれることで、ディフェンスの自信になるし、特定のアクションに備えられる」

— VJ・エッジコム [04:31]

レブロンはあらゆる試合終盤のシナリオを経験しているため、落ち着いてコート上で声を出し続け、相手のアクションを事前にコールしてくれるという。その存在がチーム全体のディフェンスに安定感をもたらしている。

エンビードとの連携については、ダブルチームが来たときにカットしてパスの窓を見つける動きを昨シーズンからコート内外で築いてきたと語った。エンビードのパス能力についてはジョークを交えつつも高く評価した。

「パスが下手なふりをしてますけど、渡せますよ。渡したくないだけで、でも渡せる。いや、本当に素晴らしいパサーです」

— VJ・エッジコム [05:18]

エッジコム自身のカットがエンビードへの直接のパスにつながるだけでなく、ほかのチームメイトへの窓を開ける効果もあると説明した。チームディフェンスの仕上がりについても、レブロン、エンビード、タイリース、KCPら全員がディフェンスに意欲的で声を掛け合い、トレーニングキャンプで確立した原則を試合で実行できていると手応えを示した。