2026年11月7日(土) / 海外一次情報を日本語で、随時更新

ブレイザーズのインタビュー(2026年11月5日)でマイカ・ノリが語った

サンズ戦132-119快勝もヴィートが脚を骨折――ノリHCが語った痛みと手応え

記事化
/ たった今

チームブレイザーズサンズ

Micah Nori Postgame Interview | Portland Trail Blazers 132, Phoenix Suns 119 | Nov. 4, 2026

YouTube 公式埋め込み

動画を YouTube で開く

Portland Trail Blazers インタビュー(2026年11月5日配信)でマイカ・ノリが試合後の会見に臨んだ。

サンズ戦を132-119で制した試合の振り返りに加え、ヴィートが脚を骨折したことを明かし、ロッカールームの沈んだ空気やローテーションの今後について語った。

ヴィートは脚を骨折し、ロッカールームは「想像どおり」沈んでいた

試合後の会見で、ノリは記者からヴィートの状態を問われ、脚の骨折を報告した。脚と足首のどちらかという質問には「100パーセントは把握できていない」としつつ、本人から「折れた」と聞いたと説明した。

「彼がいなくなるのは本当に痛い。ダジャレじゃないですけど、彼にとっても、うちにとっても、最悪な骨折です。必要な選手ですから」

— マイカ・ノリ [01:01]

ノリはジャの離脱時と同様にチームは逆境に立ち向かっていくと語り、「全力でサポートするし、きっと戻ってきてくれる」と付け加えた。記者がロッカールームの雰囲気を尋ねると、ノリは「本当に沈んでいた」と認めた。シーズン開幕時にチームに話した言葉を引き合いに出した。

「大げさに言うつもりはないんですが、シーズン開幕のときに話したんです。これから200日間、この仲間たちと共に過ごす、第二の家族みたいなものだって」

— マイカ・ノリ [01:51]

選手たちが互いを大切にしていることはプレーを見ても分かるとノリは続け、沈んだ空気は自然なものだったと振り返った。

「大げさじゃなく、本当にお互いを大切にしているんです。だから沈んでいた。想像どおりの雰囲気でしたよ」

— マイカ・ノリ [01:51]

シェイデンやジャと同じように復帰に向けて取り組むだろうと述べ、チームとしてヴィートを支えていく姿勢を示した。

夏に「スモールが多すぎる」と言われた選手層がヴィート離脱の保険になった

ヴィートの離脱を受け、今後のローテーションをどうするかを問われたノリは、すでに具体的な名前を挙げた。クリス・ヤングブラッドがヴィートの出場時間を引き継ぎ、さらにタンジかケンの昇格をGMのジョーと相談して決めると説明した。

「クリス・ヤングブラッドがいます。彼がその分の出場時間を担って、あとはタンジかケンを呼び上げるか、そのあたりはジョーと話して決めます」

— マイカ・ノリ [02:40]

10人ローテーションを維持できるかという記者の問いに対し、ノリは自信を見せた。その根拠として、夏にチーム外から受けた指摘を逆手に取った。スモールの選手が多すぎるという批判があったが、結果的にその層の厚さがヴィート離脱時の保険になったという認識を示した。

「うちには強みがあって——まあ、夏にも話していましたよね、『スモールがこんなにいてどうするんだ』って。いやもう、いてくれて本当に良かったってことですよ」

— マイカ・ノリ [02:40]

ノリは10人ローテーションへの手応えも口にした。組み方を工夫する余地があるとしつつも、主力を欠いてもローテーションの質を落とさないだけの層の厚さに自信を持っていると語った。

「私は10人ローテーションがすごく気に入っていますし、それができるだけの層の厚さには自信があります」

— マイカ・ノリ [02:40]

ヴィートの離脱は痛手だが、夏の補強で積み上げた選手層がまさにこうした事態への備えになっていたという形になった。

1試合120点超のオフェンスは「スキルセットのかみ合い」で生まれた

記者からジョンとデイムを加えた後のオフェンス爆発の要因を問われたノリは、選手同士の補完関係を細かく分析した。

「チームの誰もが自分本位じゃないし、それぞれのスキルセットがかみ合っている。同じタイプが3人も4人もいるわけじゃないんです」

— マイカ・ノリ [03:35]

デイムのグラビティ(相手の注目を集める力)、ドノバンとロブのスクリーンによるリムへのプレッシャー、スクートのダウンヒルでのドライブ、ドリュー・ホリデーの万能性と、それぞれの強みを具体的に挙げた。トゥマニについては「毎晩誰でも守ってくれている」と献身的なディフェンスをたたえつつ、「プレーを作ってあげると言っておきながら1本も作らなかった」と申し訳なさも口にした。ハーフタイムに「後半の最初のプレーはお前のために作る」と約束したところ、次のプレーでファウルをもらいフリースロー2本を決めたというエピソードも明かした。自身への評価については謙遜を繰り返した。

「私は褒められすぎです。本当に、謙遜しているんじゃなくて本気でそう思っています。優れた選手たちをいいポジションに置いて、それぞれの強みを活かす、ただそれだけですよ」

— マイカ・ノリ [03:35]

個々の選手が異なる武器を持ち、同じタイプの選手が重複していないからこそ、これだけの得点力を維持できているというのがノリの見立てだった。

フリースロー11本失敗は「特定選手の連続」でなければ心配しない

この試合ではフリースロー41本中30本成功にとどまり、11本を外した。20点リードを詰められた一因でもある。記者から「どの時点で本当に心配になるか」と問われたノリは、毎試合外す選手が異なっている点に着目した。前の試合ではデイムが外していたが、この日は5本中5本を決めた。代わりにトゥマニが4本、デニーが3本外しており、特定の選手が複数試合にわたって崩れているわけではないと説明した。

「心配になるのは、デニーやトゥマニといった選手たちが複数試合連続で複数本外すようになったときだと思います」

— マイカ・ノリ [04:43]

デニーについてはシーズン通算での回復を確信していると述べた。

「デニー・アドジアのことは知っていますし、シーズン終わりには80パーセント超えているはずです」

— マイカ・ノリ [04:43]

一方でトゥマニについては、ボールに触る機会が少ない中で急にフリースローラインに立つ難しさに触れた。

「トゥマニは、これは私の責任もあるかもしれないんですが、あまりボールを触らせてあげられていないので、急にファウルをもらってフリースローラインに立つというのは難しい」

— マイカ・ノリ [04:43]

トゥマニにボールを触らせる場面をもっと作るべきだったと自らの采配を省みつつも、現時点では「過度には心配していない」と結論づけた。「習慣になったら話は別」と釘も刺しており、同じ選手が連続して外し始めた時点が対処の分岐点になるという考えを示した。