マトコビッチがキャリアハイ25得点――ペリカンズ3連勝の裏にある信頼と勢い
New Orleans Pelicans インタビュー(2026年11月3日配信)でカルロ・マトコビッチがグリズリーズ戦後の囲み取材に応じた。
ペリカンズのインタビュー(2026年11月3日)でジャマール・モズリーが語った

New Orleans Pelicans インタビュー(2026年11月3日配信)でジャマール・モズリーHCがグリズリーズ戦の延長勝利を振り返った。
カルロのキャリアハイ25得点、ザイオンの今季初ダブルダブル、チーム記録となるスリーポイント成功数など見どころの多い一戦を、モズリーHCとカルロ本人がそれぞれの視点で語った。
ペリカンズはグリズリーズ相手にターンオーバーわずか8本で試合を進めた。記者がその数字を「今夜一番印象的だった」と切り出すと、モズリーHCは「チーム全員で」を意味する「バイ・コミティー」という言葉を使い、選手たちの冷静さを称えた。延長戦ではリードを一度手放す場面があったものの、終盤にディフェンスのストップとオフェンスの遂行を両立させて勝ち切った。
「ハドルで『俺たちはもうここを経験している。さあ試合を取りに行こう』と言いました」
— ジャマール・モズリー [12:42]
モズリーHCは過去にリーグの延長戦で負けた経験、15点から20点のリードを守り切れずにひっくり返された経験を挙げ、「こういう瞬間に何が必要かが分かるんです」と説明した。記者がデンバー戦での大量リード喪失を引き合いに出すと、モズリーHCはまさにその経験が今回の対応力につながったと認めた。
「選手たちは終盤に実行し、必要な場面でビッグストップを決めてくれました」
— ジャマール・モズリー [12:42]
コーチ陣がゲームプランで「何を意識して何を捨てるか」を明確に伝え、選手たちがそれに従い続けたことが、プレッシャーの強いグリズリーズ相手にターンオーバー8本という数字に結びついた。モズリーHCは「回復力と粘り強さ、そして闘志」という言葉でチームの姿勢をまとめた。
カルロがキャリアハイの25得点とキャリアハイのスリーポイント5本を記録した。モズリーHCはカルロの数字よりも先に人間性に触れ、「チームメイトのことを何より優先できる特別な存在」と評した。
「シュートを決めたり大きなプレーをした時に、チームメイトが一緒に喜ぶ姿がそれを物語っていますよね」
— ジャマール・モズリー [13:31]
モズリーHCの説明では、カルロは自分にスポットライトが当たることを望まず、常に他の選手に譲る姿勢を持っている。だからこそチームメイトがカルロの活躍を心から祝福するのだと語った。
試合後のインタビューに応じたカルロ本人は「チームとしていいバスケができて、勝てたことが一番大事」とコメントした。3試合連続で先発を務め全勝していることについて記者が尋ねると、カルロは先発の機会そのものへの感謝を口にした。
「NBAで先発できるっていうのはありがたいことで、喜ぶべきことだし、大切にしたいですね」
— カルロ [19:17]
コーチ陣の信頼に応える形で第1クォーターから9得点と好スタートを切り、コーナーからのスリーポイントを次々と沈めた。記者が「カルロのコーナーとして商標登録するか」と冗談を振ると、カルロは「もうそうなってる気がしますよ」と笑いを交えて応じた。
ザイオンは試合終盤に9得点を挙げ、今季初のダブルダブルを達成した。特にクラッチな場面でミッドレンジシュートを決めたことについて、モズリーHCはザイオンとシャム(コーチ)が練習で積み上げてきた成果だと評価した。
「彼が自信を持てるようになったし、私たちも彼があのシュートを沈められると信じています」
— ジャマール・モズリー [14:07]
ザイオンにはコーナーを切って攻めようとする場面もあったが、その都度試合の流れを読み直してプレーを選択できていたとモズリーHCは指摘した。ただし、モズリーHCが「今夜最大のプレー」として挙げたのはザイオンではなく、トレイ・マーフィー3世の最終盤でのディフェンスストップだった。
「得点も取れる両面性を持つ選手が、毎晩様々なマッチアップで座ってしっかりディフェンスをする——まさにツーウェイの選手ですね」
— ジャマール・モズリー [14:07]
このプレーではブロックのクレジットは記録されなかった。記者が「ボールに触れていたか」と質問すると、モズリーHCは判定自体には深入りせず、「自分の体でしっかり前に立ち、コーナーを切らせなかった」とトレイ・マーフィー3世の身体を張ったディフェンスを称えた。「バージニア出身の2人が対決しましたね」と大学時代の繋がりにも触れた。

モズリーHCはオフェンスの起点を毎晩変えると明言した。記者が序盤のプレーでトレイ・マーフィー3世にボール運びを任せた意図を尋ねると、モズリーHCはハーブ・ジョーンズ、サディク、ベネディクト、T・ワット、DQと名前を次々に挙げ、オフェンスを始動できる選手が何人もいることを強調した。
「全員がボールを運んで、それでもターンオーバーが8回だったことを誇りに思います」
— ジャマール・モズリー [15:15]
この試合ではチームとしてのスリーポイント成功数がニューオーリンズでの最多記録となった。モズリーHCはその要因を「正しいプレーを選択し続けたこと」と説明した。相手がピック&ロールにどう守ってくるか、ペイントをどう埋めてくるかを理解した上で、もう1本余計なパスを出す意識があったと語った。
「選手たちには『オープンなら迷わず打て』と伝えています」
— ジャマール・モズリー [15:59]
シュートを断ってペイントに入るとグリズリーズのようなディフェンスの激しいチームにボールをはたかれてターンオーバーになる。だからこそオープンなら自信を持って打つべきだという判断だった。
ディフェンス面では、ハーブ・ジョーンズがコートにいる間は相手のタイを完全に抑え込んだ。モズリーHCはハーブ・ジョーンズを「一流のストッパー」と評し、ハーブ・ジョーンズが退いた途端にタイが得点し始めた事実がその価値を裏付けた。カルロ本人もハーブ・ジョーンズとのコンビについて、ディフェンスの会話が自分の成長に役立っていると語った。
「スクイーズをうまくやって、スルッと抜けて、自分のマークに戻りやすくしてくれる」
— カルロ [21:07]
ピック&ロールのディフェンスでハーブ・ジョーンズがスクリーンの間をスクイーズして通り抜けてくれるおかげで、カルロは自分のマークマンに素早く戻れるという具体的な連携を明かした。開幕から厳しいスタートを切ったペリカンズだが、カルロは「82試合のシーズンで最初の5試合、10試合で判断すべきではない」と冷静な姿勢を示した。3連勝でチームの勢いは確実に上向いている。
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