ペリカンズのマトコビッチが3ポイントに自信、「空いたら迷わず打つ」とコーチ陣も全面支持
ペリカンズのカルロ・マトコビッチが2026-27シーズンに向けて3ポイントシュートへの意欲を語った。NBA通算3P成功率37.8%を記録し、コーチ陣からも全面的な許可を得ている。
ペリカンズのインタビュー(2026年11月3日)でカルロ・マトコビッチが語った

New Orleans Pelicans インタビュー(2026年11月3日配信)でカルロ・マトコビッチがグリズリーズ戦後の囲み取材に応じた。
キャリアハイの25得点とスリーポイント5本を記録した試合を振り返りつつ、スターター起用への感謝、82試合を見据えるチームの姿勢、ハーブ・ジョーンズとの守備の連携、そして延長戦勝利後のロッカールームの雰囲気まで語った。
記者がキャリアハイの25得点とスリーポイント5本について水を向けると、マトコビッチは個人の数字よりもチームバスケと勝利を強調した。「チームとしていいバスケができて、勝てた。それが一番大事なこと」という言葉が最初に出てくるあたりに、数字に浮かれない姿勢がにじんでいる。直近のスターター起用3試合はすべて勝利しており、この日は第1クォーターだけで9得点という好スタートを切った。記者が連続してスターターに名を連ねる心境を尋ねると、モズリーHCをはじめコーチ陣への感謝を口にした。
「NBAのあのレベルでスタートを任せてもらえるなんて、本当に恵まれていると思います。喜んで、大切にしなきゃいけないことだと思いますし、毎試合楽しんでいます」
— カルロ・マトコビッチ [00:36]
毎試合同じように準備するという言葉どおり、スターターに抜擢されたから特別なことをするのではなく、日々のルーティーンの延長線上に結果があるという姿勢を示した。コーチ陣が信じてくれていることへの感謝も重ねている。
「毎試合同じように向き合って、常に準備しようとしていますよ。コーチ陣が信じてくれていることには感謝しています」
— カルロ・マトコビッチ [00:36]
シーズン序盤は苦しいスタートだったペリカンズだが、この勝利で3連勝に伸ばした。記者が「チーム内の信頼感はどうか」と尋ねると、マトコビッチはまず「長いシーズンですからね。いつだって長いシーズンなんです」と前置きし、短期の結果に一喜一憂しない姿勢を示した。
「最初の5試合、6試合、10試合で判断するべきじゃないと思いますよ。シーズンは82試合ありますから」
— カルロ・マトコビッチ [01:03]
NBAでは勝つこともあれば負けることもあると認めたうえで、常に準備すること、映像を見ること、自信を持って互いを信頼し一緒にプレーすること、自分の仕事をすること――その積み重ねが結果につながると具体的に挙げた。「ハードにプレーすれば結果はついてくる。今はそれがうまくできている」と、現在の好調にも浮つかず、やるべきことを淡々と続ける受け答えだった。3連勝という結果よりもプロセスに目を向けている点が、入団3年目の若手とは思えない落ち着きを感じさせる。
この試合ではリバウンドからのプットバックダンクやコーナーへの走り込みなど、コート全体を使ったプレーが目立った。記者がコーチの指導について聞くと、マトコビッチはそれがコーチに教わったことではなく自分のプレースタイルそのものだと答えた。できる限りシンプルにやることを心がけており、リムラン、トランジションの先頭に立つこと、そしてコーナーに開いてペイントエリアにスペースを作ることを意識しているという。ザイオン・ウィリアムソン(Z)らがリムに向かうときにコーナーやカットで助ける役割を自覚している。
「リムへ走る、リバウンドの後に走る、ストップを取りにいく、ブロックショットをする、とにかく前に出てトランジションの先頭に立つ。それが自分のスタイルですよ」
— カルロ・マトコビッチ [01:46]
さらにマトコビッチは、試合で見せたプレーがすべて日々の練習の積み重ねであることを強調した。スリーポイント5本のキャリアハイも偶然ではなく、毎日同じショットを繰り返した結果だという。
「試合でやることは全部練習でやっていますよ。打つショットは全部、毎日同じことを練習しているんです」
— カルロ・マトコビッチ [01:46]
「シンプルにやる」という言葉が何度も出てくるのが印象的で、役割を絞り込んでその精度を高めるというアプローチがキャリアハイにつながった形になる。
この試合でマトコビッチとハーブ・ジョーンズのプラスマイナスがチームトップだった。記者が最近一緒にプレーする機会が増えているコンビの手応えを聞くと、マトコビッチはまずディフェンス面での会話の価値を挙げた。ジョーンズの頭の良さはチーム全体が認めるところで、とりわけピック&ロールの対応でアドバイスをもらえることが大きいという。
「ハーブとディフェンスについて話し合えることが、すごく助かっています。みんなそうですけど、本当に頭がいい。特にピック&ロールの対応なんかでアドバイスをもらえるのはありがたいですよ」
— カルロ・マトコビッチ [02:27]
マトコビッチはさらに、ジョーンズがスクリーンをすり抜ける動きの巧みさを称賛した。ジョーンズがスクリーンを素早くかいくぐることで、マトコビッチが自分のマークマンに戻りやすくなる。ファーストチームオールディフェンスの選手がそばにいることで守備の判断が楽になり、数字に表れないところでコンビの効果が出ている。
「スクリーンをすり抜けて、すぐ自分のマークマンに戻れるのは彼のおかげです。ファーストチームオールディフェンスですからね、本当に頼もしい」
— カルロ・マトコビッチ [02:27]
試合は延長戦の末に勝利した。記者が「DQがコートを去りながら歌っていた」「あなたも歌っていたと聞いた」という楽しいエピソードを振ると、マトコビッチはまず延長戦を制して連敗を止めた意味の大きさに触れた。苦しい展開を乗り越えた勝ち方だからこそ、チームに勢いをもたらすと実感している。
「勝てて本当によかったです。延長戦で特にね、あの連敗を止めたわけで、本当によかった」
— カルロ・マトコビッチ [02:59]
マトコビッチはバスケにおけるモメンタムの重要性を繰り返し、延長戦という接戦を制したことがチームの空気を変える転換点になると語った。DQのエピソードについては「DQはいつだってDQ」と笑い、チームメイトへの親しみをのぞかせた。シーズン序盤の苦しい時期を経て3連勝に乗り、ロッカールームに歌声が響くまでになった雰囲気の変化がそのまま伝わるインタビューだった。
「バスケってやっぱりモメンタムだと思うんです。だから、ああいうちょっとしたスパイスがあると最高で、DQはいつだってDQですからね」
— カルロ・マトコビッチ [02:59]
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