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ヨキッチがインテリアの未来に懸念

ヨキッチが「ローポストは5〜10年で消える」と警鐘、審判の判定基準に疑問を呈す

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チームナゲッツ

試合後に語るニコラ・ヨキッチ
イメージ画像(AI で生成)

デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチがトロント戦後にローポストバスケットボールの将来について警鐘を鳴らした。審判がインテリアでの接触を許容しすぎていると指摘し、5〜10年で消滅すると予測した。

デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが5日のトロント・ラプターズ戦後、ローポストバスケットボールの将来について率直な見解を述べた。Eurohoopsが報じた。ヨキッチはこの試合で32得点、10リバウンド、11アシストのトリプルダブルを3クオーターで記録し、128対109の勝利に貢献した。

ヨキッチは試合後、ローポストでのプレーが今後5〜10年で事実上消滅する可能性があるとの見方を示した。「ローポストでのディフェンダーに対して、審判はかなり多くのことを許している。押す、つかむといった行為が外でプレーするときよりもはるかに見過ごされている」と語った。

審判の基準がプレースタイルを変える

ヨキッチの主張の核心は、インテリアでの接触に対する笛の基準にある。ゴール下で身体的な接触を受けてもファウルが取られにくいため、選手がローポストでプレーする動機が薄れているという指摘である。「ファウルされても笛が鳴らない。それが続くと消耗するだけだ。だからもう選手はローポストでプレーしたがらない」と説明した。

この試合ではラプターズがスコッティ・バーンズやコリン・マレー・ボイルズといった、伝統的なセンターではない選手をヨキッチに当てた。ヨキッチはこうしたマッチアップが、小柄なディフェンダーでも接触を利用してサイズの不利を相殺できるリーグの現状を映していると捉えている。

ヨキッチ自身は「レスリング好き」

ローポストの未来に悲観的な見方を示す一方、ヨキッチ自身はフィジカルな戦いを楽しんでいることも明かした。「レスリングが好きだ。子どものころから兄弟とレスリングをしてきた。押したりつかんだりするのは好きだ」と語った。バーンズのディフェンス能力についても「ガードにプレッシャーをかけられるし、ビッグマンも守れる」と称賛した。

NBA入り後に「4回変わった」との実感

ヨキッチは2015年のNBA入り以来、リーグのプレースタイルが大きく変化してきたことにも言及した。「ここに来てからバスケットボールは4回くらい変わったと思う。5年後にもまた何か変わるだろう」と述べ、変化は一方向ではなく今後も続くとの認識を示した。

ヨキッチは2014年のドラフト2巡目41位指名でナゲッツに入団。2021年から3年連続でシーズンMVPに選ばれ、2023年にはチームを球団史上初の優勝に導いた。リーグ屈指のローポストプレーヤーとして知られるヨキッチの発言だけに、インテリアでの判定基準をめぐる議論に一石を投じる形となった。