ユーロリーグがファイナルフォーの2027年・2029年アブダビ開催を正式発表
ユーロリーグバスケットボールとアブダビ文化観光局が、2027年と2029年のファイナルフォーをエティハド・アリーナで開催すると正式発表した。2025年の初開催成功を受けた複数年パートナーシップの延長となる。
ユーロリーグ、NBA提携にクラブ全参加を要求

ユーロリーグのチュス・ブエノCEOがNBAとの提携交渉について語り、13の株主クラブ全員の参加と投資額の見直しが条件だと述べた。独自のフランチャイズモデルの推進も継続する方針を示した。
ユーロリーグのチュス・ブエノCEOが、スペイン通信社EFEのインタビューでNBAとの提携交渉の現状について語った。Eurohoopsが29日に報じた。ブエノは、NBAの初期提案をクラブ側が拒否した後も対話は続いているとしつつ、ユーロリーグは独自のフランチャイズモデルと拡大計画を並行して進める方針を示した。
ブエノは「NBAが欧州に参入し、我々と提携を組みたいのであれば、クラブがそのモデルの一部でなければならない」と述べた。13の株主クラブはいずれも参加に前向きだが、全クラブが含まれることと、投資額の引き下げが条件だという。
EFEの報道によると、NBAの初期提案は株主クラブに総額5億ユーロ以上を分配する内容だった一方、参加する各クラブには4億4000万ユーロの投資が求められていた。ブエノは守秘義務を理由に具体的な数字への言及を避けたが、投資対効果への疑問を率直に語った。「フランチャイズが5億ユーロを出して10年間で2億4000万ユーロを得るなら、まだ2億6000万ユーロの損失だ。我々のモデルでは投資がないので、生み出した収益がそのまま手元に残る」と主張した。
NBA副コミッショナーのマーク・テイタムが「NBAヨーロッパはユーロリーグの事業計画の3倍の分配金を生む」と述べたことに対しても、ブエノは初期投資を含めた比較が必要だと反論した。
ブエノはクラブにとって意思決定への関与が譲れない条件だと強調した。「クラブは自分たちが所有するリーグを作り上げた。今後も自分たちの未来を決め続けたいと考えている」と述べた。
一方で、一部のクラブが新構造から外れた場合の危険性にも言及した。「もしNBAと合意してクラブを外に残すなら、彼らは独自の大会を作ると私に伝えている」とし、全クラブを包含しなければ欧州バスケットボール界にさらなる分裂が生まれると警告した。
ブエノはNBAでの12年間の幹部経験を持ち、NBAのマーケティング力と国際展開の知見がユーロリーグの成長を加速させうることは認めた。しかし「欧州には多様な市場で運営してきた能力と経験がある」とも述べ、既存の基盤を強調した。
フランチャイズへの移行は不可逆的な変化だとブエノは捉えている。「クラブは安定を求めており、そのステータスを手放すつもりはない」と語った。一方、現時点でユーロリーグの財務的な持続可能性の基準を満たすクラブは全体の40%にとどまる。10年以内に全クラブの持続可能性を達成する目標を掲げており、来週には財務規制に関する会議が予定されている。ブエノは「資金のあるクラブが支出を続けられるようにしつつ、インフレ効果や持続可能性の目標を損なわないよう均衡を取る」と述べた。
NBAとの協議については「他の提案があれば、我々の扉は開いている」としつつも、「ユーロリーグのモデルで前進し続ける」と改めて表明した。既報のとおり、NBAヨーロッパ構想をめぐってはバルセロナやバイエルンが交渉会合への不参加を示すなど、クラブ間の温度差も浮き彫りになっている。
ユーロリーグCEOブエノがNBAとの提携交渉の現状を語る「全クラブの参加が条件」この記事
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