2026年11月5日(木) / 海外一次情報を日本語で、随時更新

Gil's Arena(2026年11月3日配信)でギルバート・アリーナスが語った

ルカは歴代屈指のスコアラー――ヤニスが脱帽し、アリーナスが優勝への課題を突きつけた夜

記事化
/ 1時間前

チームセルティックスニックスピストンズヒートサンダーレイカーズキングスロケッツ

番組ギルズ・アリーナ

ポッドキャストで語るギルバート・アリーナス
イメージ画像(AI で生成)

Giannis calls Luka a GOAT Scorer, SGA Saves The Short-Handed Thunder & Acuff's Kings FINALLY Win!

YouTube 公式埋め込み

動画を YouTube で開く

Gil's Arena(2026年11月3日配信)でギルバート・アリーナスがNBA全15試合の振り返りを語った。

ルカ・ドンチッチの直近5試合4度目の40点超え、SGAがケガ人続出のサンダーを率いてキャブズに勝った試合、ロケッツの西カンファレンス制覇の可能性、ウェストブルックの永久欠番、そしてルーキーのダリウス・アカフJr.がキングスに今季初勝利をもたらした話題まで、デマーカス・カズンズやニック・ヤングを交えて議論した。

ヤニスが認めた「歴代でも屈指のスコアラー」

レイカーズはヒートに大勝し、ルカ・ドンチッチが42得点・13アシスト・7リバウンド・2スティールを記録した。直近5試合で4度目の40点超えとなり、40点以上・10アシスト以上・3ポイント5本以上を同時に達成したNBA通算19試合目はリーグ記録となった。オースティン・リーブスが27得点・5アシスト、ウォーカー・ケスラーが15得点・15リバウンドのダブルダブルでルカを支えた。チーム全体でフィールドゴール成功率57%超え、3ポイント19本成功、アシスト39本という圧倒的な内容だった。試合後、ヤニス・アデトクンボがルカの得点力について「歴代でも屈指」と認める発言をしたことが番組で取り上げられた。ニック・ヤングはルカのプレーを「サーカスが街に来た」と表現し、ルカがチームを引っ張っている姿を称えた。

「あいつ出てきてとんでもないことやってたよ、サーカスが街に来たみたいな感じ。サーカスでも見たことないようなことやってんだよ。」

— ニック・ヤング [11:07]

カズンズはルカがリーグ全体にメッセージを送っていると評価した。以前は完全に信じ切れていなかった側にいたと認めたうえで、今季のルカはリーダーシップ、ディフェンスへの取り組み、チームへの献身すべてにおいて、過去にマイナス評価とされてきた項目に答えを出していると語った。ルカがいなければレイカーズは話題にすら上がらないとも述べ、リーブスについてはルカへの補完的なピースとしては評価しつつも、真のナンバー2としてはまだ証明が足りないと指摘した。

「今シーズン、何かを証明しようとしてると思うし、思い切って言うけど、今年こそMVPを獲る年だと思う。」

— デマーカス・カズンズ [13:45]

38点平均はチーム力不足の証拠だとアリーナスが断言

練習コートに立つギルバート・アリーナス
イメージ画像(AI で生成)

アリーナスはルカの圧倒的な得点力を認めつつも、1試合38点平均という数字はチームの得点負担が偏りすぎている証拠だと指摘した。歴史を振り返り、マイケル・ジョーダンが37点平均だった年も、コービー・ブライアントが35点平均だった年も優勝できていないと具体例を挙げた。コービーが29点平均に下がった年に優勝したのは、パウ・ガソルが得点負担を分かち合ったからだとも説明した。

「誰かが1日38点平均しなきゃいけないってことは、そのチームはたいして強くないってことなんだよ。」

— ギルバート・アリーナス [22:07]

リーブスが1試合平均24点を出している点についてはスタジオ内で議論が白熱した。カズンズやヤングがリーブスの貢献を挙げて反論したが、アリーナスは「俺が38点取ってるってことは、周りにそれほど多くのものがないってことだろ」と譲らなかった。優勝にはルカの得点負担を下げられるだけのチーム構成が必要だという主張を最後まで崩さなかった。

ルカの持続性に太鼓判――得点王とMVP両取りの年

直近5試合でルカは平均43点・9アシスト・8リバウンド、フィールドゴール53%・3ポイント45%・フリースロー89%というスプリットを記録している。プラスマイナスはプラス113でリーグトップ。このペースは持続可能かという問いに対し、アリーナスは65試合出場は問題なく達成でき、得点王とMVPを獲るべきシーズンだと断言した。ただし優勝については、この夏にヤニスやヨキッチ級のスーパースターを獲得できるかどうかにかかっており、早くて2027-28シーズンと予想した。

「大きな怪我でもない限り65試合はいく。木を叩いといてやるよ。得点王を獲るし、MVPも取るべきだよ。今年がその年だ。」

— ギルバート・アリーナス [38:30]

カズンズはルカのプレースタイルについて、ジェームズ・ハーデンのように高負荷で体にストレスをかけるタイプではなく、いいアングルを見つけて最小限の動きで得点する選手だと分析した。「老人のゲームを若い体でやってる感じ」と表現し、得点の取り方が楽そうに見えると持続可能性に太鼓判を押した。ルカの現在のペースはウィルト・チェンバレンに次ぐ歴代4位の1試合平均得点であることにも触れ、このペースを維持すればMVPは確実だと述べた。

「だから質問に答えるなら、もし誰かにできるとしたら、ルカだと思う。これが彼の天然の才能だから。」

— デマーカス・カズンズ [44:34]

ロケッツ7勝1敗は本物――西の優勝候補に浮上

ロケッツがポール・ジョージ欠場のセルティックスを下し7勝1敗となった試合が話題になった。アルペレン・シェングンが26得点・10アシスト・7リバウンドと支配的なプレーを見せ、テイタムを16本中5本成功の19得点に封じた。アリーナスはシェングンの3ポイント向上、フレッド・バンブリートのピック&ロール、エイメン・トンプソンのカッティングなど各選手が強みを活かしている点を評価した。

「今の彼らを見ると、各選手の強みを活かしたプレーができてる。シャングンは今や3ポイントも打てるし、ミドルも打てる、ゴール下近くでもプレーできる。」

— ギルバート・アリーナス [57:25]

カズンズはロケッツをNBAで最もバランスの取れたチームの一つだと評価した。昨季の弱点だったガードのプレーメイキングが、バンブリートの復帰とマーカス・スマートの獲得で改善されたと分析した。試合終盤にオフェンスが硬直してISOプレー中心になっていた問題が、フロアを仕切れるポイントガードの存在で解消されたと指摘し、KDが12得点でもセルティックスに勝てる層の厚さを称えた。

「好きだな、このグループ。NBAで最もバランスの取れたチームの一つだと思うし、汎用性も高い。選手層も厚くて、まだ全員が健康で揃っているわけでもない。」

— デマーカス・カズンズ [58:58]

KDは試合後、12得点にとどまったことを記者に問われ「なんでそれが重要なんですか」と反発した。最終的にはコートに立つだけでダブルチームを引きつけ、チームメイトにスペースを作っていると説明した。アリーナスは「ベテランになるとああなる」と理解を示し、カズンズも「あいつはもうこういうの飽き飽きしてんだよ」と同調した。

SGAが43得点でサンダーを救い、キャブズのマンツーマンに疑問符

サンダーはジェイレン・ウィリアムズとケイソン・ウォレスが今季絶望、チェット・ホルムグレンも膝蓋腱損傷で少なくとも2か月離脱という深刻な状況にある。マブスとロケッツに連続大敗した後のキャブズ戦で、SGAが43得点・8アシストの活躍でチームを勝利に導いた。アリーナスはキャブズがSGAにマンツーマンで守ったことを痛烈に批判した。KDのようにコートに立つだけでダブルチームされる選手がいる一方で、バックトゥバックMVPのSGAにストレートなマンツーマンを仕掛けたのは「恥ずかしいバスケ」だと断じた。

「2年連続MVP、チャンピオン、ファイナルMVPがいる中でさ、スコアリングチャンピオンで、ウエスタンカンファレンスMVPがそこにいるわけだよ。」

— ギルバート・アリーナス [83:52]

カズンズはキャブズについても不満を述べた。4勝3敗で期待外れであり、ペイトン・ワトソンの加入もチームを次のレベルに押し上げられていないと指摘した。モブリーを含め若手も古参も誰も成長していないと厳しく評価した。

「クリーブランドには飽き飽きしてるよ。サンダーを超えられるとは思えないし。」

— デマーカス・カズンズ [88:44]

ウェストブルックの永久欠番は「遅すぎるくらい」

サンダーGMサム・プレスティが、ラッセル・ウェストブルックの背番号0を2025年2月7日に永久欠番にすると発表した。ウェストブルックは発表の場で涙を見せた。アリーナスは「とっくにやるべきだった」と述べ、トリプルダブル平均を3シーズンにわたって達成した唯一の選手であることを称えた。同時にウェストブルックはまだ38歳で十分プレーできる状態であり、15得点・6リバウンド・6アシストを29分で記録していた選手が引退するのは早すぎるとの考えも示した。

「トリプルダブル平均を3度も記録した選手だぞ。もうそれだけで永久欠番にすべきだろ。」

— ギルバート・アリーナス [103:37]

カズンズはウェストブルックの人間性に焦点を当て、ハッスルとハートでプレーする選手がこれほど批判され続けたことが理解できないと語った。チームメイトとしての評判も常に良く、良い父親であり、どこから見ても素晴らしい人物だと称えた。110%の力でプレーし、壁をぶち破ってでも走ってくれる選手を嫌がる理由がわからないと述べ、レジェンドとして永久欠番にふさわしいと結んだ。

「ハッスルする選手をこんなに批判された人、見たことない。普通、ハッスルって、すべての選手に求められるものじゃないか、特にスター選手には。」

— デマーカス・カズンズ [105:49]

アリーナスはウェストブルックが精神的に「もう否定的なことはいらない」と感じて引退を決断したのではないかと推測し、レイカーズ時代にスケープゴートにされたことがキャリア後半の評価を歪めたと振り返った。

アカフJr.がキングスに初勝利をもたらし、フランチャイズの柱に

試合後に静かに微笑むダリウス・アカフJr.
イメージ画像(AI で生成)

ダリウス・アカフJr.がカイリー・アービング欠場のマブスを相手に25得点・6アシスト・5リバウンドを記録し、キングスに今季初勝利をもたらした。マリク・モンクがベンチから24得点、ザック・ラビーンが23得点と援護した。アカフJr.はキャリア通算150点到達の最速選手第2位(ウィルトに次ぐ)、最初の6試合で158点はシャックと並ぶ合併後最多タイ記録を打ち立てている。先週は連続30点超えを達成し、キングス史上最年少記録も樹立した。

アリーナスはアカフJr.のメンタルの強さを特に評価した。開幕戦から大量のシュートを打ち続ける姿勢は、99.9%のルーキーがベテランに遠慮してバックシートに下がるなかで異例だと語った。試合を重ねるごとに自信をつけ、「俺を止めることはできない」という境地に達しつつあるとも述べた。

「第1戦の後、99.9%のルーキーならバックシートに下がって、『わかった、わかった、ベテランさん、あなたのやり方に従います』ってなるはずなんだよ。」

— ギルバート・アリーナス [126:46]

カズンズはアカフJr.をキングスのフランチャイズの柱になれる存在だと評価し、GMスコット・ペリーのもとで適切な選手を周囲に揃えてほしいと述べた。ペリーがニューヨーク・ニックスでジェイレン・ブランソンを中心にチームを作り上げた実績や、ジョー・デュマースとピストンズの優勝チームに関わった経験を挙げ、チーム編成の手腕に期待を寄せた。ヤングはサボニスやモンクをトレードに出してアカフJr.中心のチーム再建を進めるべきだと主張した。アリーナスも「ルカみたいに扱うよ、今すぐ」と同意し、アカフJr.にすべてのシュートを任せる覚悟で周囲を固めるべきだと語った。