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The Kevin O'Connor Show(2026年11月2日配信)でケビン・オコナーが語った

開幕2週間で半分のスターが離脱――KOCが語るNBAパワーランキング1.0

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/ 1時間前

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ポッドキャストで語るケビン・オコナー
イメージ画像(AI で生成)

The Kevin O'Connor Show(2026年11月2日配信)でケビン・オコナーが開幕2週間のNBAを総括した。

ゲストにNo Dunksのジェイイー・スキーツとライアン・ルシロ・ショーのスティーブ・セルーティを迎え、ヤクセル・リンデンベルグの衝撃デビュー、サンダーの壊滅的な怪我、マジックのシステム改革、30位から1位までのパワーランキングを約114分にわたって語った。

ヤクセルの37得点がウォリアーズの未来を塗り替えつつある

番組冒頭の話題はウォリアーズのルーキー、ヤクセル・リンデンベルグだった。クリッパーズ戦で37得点を記録し、ペイント内でもスリーポイントラインの外からも止められなかった。オコナーはステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンが休養した試合でルーキーがチームを引っ張った事実を重視し、「暗くて希望のないチーム」と言われていたウォリアーズの見方が変わりつつあると語った。ヤクセルはJUCO時代にはビッグマンだったが、UABに転校してからジャンプシュートを磨き始め、UAB1年目のスリー試投は1試合わずか1本だった。シニアイヤー、さらにミシガンへの5年生転校を経て毎年着実にシュートが向上してきたとオコナーは経歴を紹介した。

「歴史的に見てもフリースロー成功率は大学での3ポイント成功率より将来の3ポイントシュート力を示す指標として強いんだよね。ヤクセルはずっとフリースロー80パーセント前後のタイプで、そのタッチが今まさに生きている。」

— ケビン・オコナー [02:17]

フリースロー成功率80%台がスリーポイントの将来性を示す歴史的指標だという見解は、ヤクセルの急成長を裏付けるものだった。スキーツもこの成長に驚きを示した。大学112試合で30点超えが1回だけだった選手がNBAではすでに2回達成した点を挙げ、サイズと判断力の高さを強調した。ダリアス・ガーランドとのスイッチでミスマッチを見抜き、ポストに連れ込んでリムを指さしてボールを要求した場面にも触れた。

「試合が短くて40分のゲームで、期待値も違うし色々あるけどさ、それが今やNBAシーズン序盤ですでに2回、しかも30点バーガーを取って、今の37点でキャリアハイ更新して。」

— ジェイイー・スキーツ [05:03]

オコナーはパワーランキングでウォリアーズを16位に置いた。カリーが38歳で平均29得点・トゥルーシューティング69.1%を記録していること、ヤクセルが平均22.3得点・7.3リバウンド・3.7アシストとオールスター級の数字を出していることを根拠に、4勝3敗はまだスロースタートに過ぎないと評価した。

ルカ不在のレイカーズはオフェンスレーティング100に沈む

レイカーズは5勝2敗だが、オコナーはルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスのオン・オフの数字に大きな疑問を呈した。

「ルカとリーブスが同時にコートにいる時のオフェンシブレーティングが137.7、すさまじい数字。ルカがいてリーブスがいない時は112。ルカなしでリーブスだけの時のオフェンシブレーティングが100。」

— ケビン・オコナー [09:05]

ルカがコートを離れた途端にオフェンスが崩壊する構造が浮き彫りになった。リーブスは個人成績として1試合23.1得点・トゥルーシューティング66.9%を残しているが、リードプレーメーカーとして単独でオフェンスを回せるかが焦点だとオコナーは指摘した。スキーツはルカのMVP級の数字とディフェンスへの献身を評価しつつも、リーブスがルカ不在の時間帯でもう一段階上がる必要があると認めた。一方でスキーツは「5勝2敗という事実は事実」とも述べ、もし2勝5敗だったら同じ議論でも深刻さが違っていたと補足した。オコナーはプレシーズンの6位から9位に下げたが、ルカとリーブスのオフェンス力への信頼は保っており、急落はさせなかった。ディフェンスの悪さとルカ不在時の攻撃力不足が改善しなければ、上位の優勝候補グループには入れられないと結んだ。

サンダーは主力6人中4人が離脱し優勝争いから脱落寸前

今週末の最大の敗者としてオコナーが挙げたのはオクラホマシティ・サンダーだった。チェット・ホルムグレンが右膝蓋腱の小さな断裂で8〜10週間の離脱を発表し、先週のジェイレン・ウィリアムズのシーズン全休に続く大打撃となった。

「OKCは1週間の間にJ-ダブことジェイレン・ウィリアムズを脚の外傷性損傷でほぼシーズン全休、今度はチェット・ホルムグレンが2ヶ月以上離脱となった。」

— ケビン・オコナー [18:57]

オコナーはサンダーが「70勝を狙えるリベンジの年」という期待から、わずか1週間で「シェイ・ギルジャス・アレクサンダーのピークイヤーが丸々潰れるかもしれない」という状態に変わったと語った。スキーツは被害の全容をさらに詳しく語り、ベストディフェンダー4人が同時にいなくなった現実を突きつけた。

「トップ6のうち今4人が欠場中なんだよ。J-ダブとチェットに加えて、スターターのケイソン・ウォレスもいないし、オールディフェンスチーム級でベンチから大きな分数を稼ぐカルーソもいない。」

— ジェイイー・スキーツ [20:03]

主力ディフェンダー4人を同時に失った結果、ダラスに24点差、ヒューストンに21点差の大敗を喫した。スキーツは優勝争いとしてはもう終わりだと断じたうえで、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーの蓄積疲労を考慮し、架空の軽傷名目で休ませるシャットダウンの可能性にも言及した。一方オコナーは、チェットがファイナル制覇の年も50試合を欠場しながら復帰後は問題なくプレーした前例と、豊富なドラフト指名権によるトレードの余地を根拠に、パワーランキングではまだ3位を維持した。

「その選手を失って、チェットも2ヶ月以上離脱するとなれば、当然チャンスは下がる。でも完全に諦めてるわけじゃない。」

— ケビン・オコナー [22:39]

オコナーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーのMVP3連覇の可能性を否定しきれないとし、チームを62勝まで引っ張る展開もあり得ると述べた。スキーツも「カナダ出身のシェイ・ギルジャス・アレクサンダーは歴代で一番好きな選手の一人」と認めつつ、AJミッチェルや若手にチャンスが回ること、さらにチェットとケイソン・ウォレスが復帰すればプレーオフで誰も当たりたくないチームになるとの見方を示した。

スター不在のラッシュが「25チームがプレーオフを狙う」リーグを浮き彫りにした

サンダーだけではない。開幕2週間でリーグ全体のスター選手が次々と離脱している現状をオコナーは俯瞰した。

「ミネソタを見てよ、今年のシーズン序盤は一番おもしろいチームだったのに、今日時点で10シードの4勝3敗でさ、アントなしで何試合か落としてるし、ルディ・ゴベアも故障がちで。」

— ケビン・オコナー [31:08]

ペイサーズもハリバートンの離脱で4連敗中、2勝5敗で東のプレーオフレースから外れかけていた。オコナーはこの怪我ラッシュの影響がリーグの構造変化と重なっている点を分析した。下位チームのレリゲーションゾーンの導入でタンクのインセンティブが薄れたこと、ドラフトロッタリーの抽選確率が平坦化されたこと、さらに今年からの新ルールで9・10シードのプレーインチームでもロッタリーの権利を得られるようになったことで、30チーム中25チーム程度がプレーオフを目指す状況になったと述べた。

「リーグの3分の2以上のチームが『自分たちにもチャンスがある』と感じていて、25チームくらいがプレーオフを目指しているような状況、その影響がもう出始めてると思う。」

— ケビン・オコナー [32:09]

その結果、主力が少しでも離脱すると順位表を一気に滑り落ちるリスクが高まっている。スキーツもこの見方に同意し、かつてのようにタンクのために白旗を揚げるチームが減った以上、出遅れたチームはプレーインに滑り込むためにもがき続けるしかないと指摘した。

グリズリーズ6戦全勝は12人ローテーションの層の厚さが支えている

最も驚いたチームとしてスキーツが挙げたのはメンフィス・グリズリーズだった。6勝0敗の無敗スタートで、30分以上プレーしている選手がカム・ブーザーただ一人という12人ローテーションの層の厚さが際立っていた。

「2週間経ってもまだ無敗とは正直思ってなかったよ。プレーのスタイルも見ていてすごく楽しい。」

— ジェイイー・スキーツ [34:39]

スキーツは自身のウィンオーバーのベットも好調だと語った。オコナーも夏の段階からグリズリーズのオーバーを推しており、28.5勝のラインでオーバーを叩いていた。ただし対戦相手はキングス2勝、ジャズ2勝、ウォリアーズ1勝、ブレイザーズ1勝と強豪は含まれていなかった。スキーツは同レベルか格下にきっちり勝つことがプレーオフレースでは重要だと補足し、オコナーも同意した。今週末のOKC・トロント・デンバーとの3連戦が真の試金石になるとオコナーは述べた。ティーンエイジャーのカム・ブーザーがオールスター級の数字を出し、タイ・ジェロームが昨季終盤のプレーを維持している点をパワーランキング15位の根拠に挙げた。

マジックはスクリーン頻度を倍増させたがシュート不足は変わらない

オーランド・マジックの話題では、ゲストのスティーブ・セルーティが詳しく現状を語った。2勝4敗でネットレーティングはマイナス7.6。パウロ・バンケイロとフランツ・ヴァグナーがいまだに同時出場できない状態が続いていた。セルーティはショーン・スウィーニー新ヘッドコーチのもとでボールムーブが改善し、パスが増えた点は認めつつも、ロスターの根本的な問題は変わっていないと語った。

「このロスターが今や恐ろしく高額になってるんだよ。リーグでトップ5に入る高額ロスターだと思う。バンケーロにマックス契約を払って、フランツにも払って、サグスも大型契約で帳簿に載ってるし、ベインもいる。」

— スティーブ・セルーティ [50:34]

バンケイロ、ヴァグナー、サグス、ベインのマックス級契約にアンソニー・ブラックのエクステンションも控えており、今シーズンが現メンバーを維持できる最後の年になる可能性が高い。セルーティはブラックをトレードしてベイン放出で失ったドラフト指名権を回収する案もちらっと耳にしたと明かした。

オコナーはスウィーニー体制での変化を具体的な数字で示した。ロスター全体でスクリーンを設定する頻度が基本的に倍になっていると述べ、各選手の増加幅を列挙した。

「デズモンド・ベインは去年1試合あたりオンボールスクリーンを3.1本設定していたのが、今シーズンは7.5本に増えている。トリスタン・シルバは4.1から10.2。」

— ケビン・オコナー [52:36]

ジャマール・ケインは1.4から5.5、ベン・カルロは11.6から21.5、ジェイレン・サグスは2.1本から6本と、全員のスクリーン頻度が跳ね上がっていた。ベインのスリー試投も5.2本から9.2本に増えた。ビッグマン以外にもスクリーンをかけさせてディフェンスを揺さぶる方針は理解できるが、それを実行できるだけのシューターがロスターにいないことが根本の問題だとオコナーは結論づけた。

ヨキッチの3ポイント21%がナゲッツの優勝を遠ざけかねない

パワーランキング10位のデンバー・ナゲッツについて、オコナーはニコラ・ヨキッチのシュート問題を深刻に捉えていた。膝の過伸展を負う前はスリー成功率が42〜44%のエリート水準だったが、復帰後のレギュラーシーズンは32%、プレーオフは19%、そして今季はここまで21%にとどまっている。ディフェンスがヨキッチから離れてサグオフすることで、ジャマル・マレーとのツーマンゲームに連鎖的な影響が出ていた。

「ヨキッチ&マレーのツーメンゲームが1プレーあたり1.02点という数字で、これは2019-20シーズン以来の最低水準なんだよね。」

— ケビン・オコナー [102:40]

2019-20シーズンといえば「ヨキッチは優勝できるのか」「太りすぎではないか」と疑問を投げかけられていた時期だとオコナーは振り返った。ヨキッチがシュートを打てないとディフェンダーがヘルプに寄る必要がなくなり、マレーのドライブスペースが消え、インサイドで押し込む余地も減る。オコナーはこの状態を「完全なドミノ効果」と表現した。ヨキッチのジャンプシュートが戻らなければ再び優勝することはないと断じ、ナゲッツの今後を左右する最大の変数だと位置づけた。

ピストンズ5勝1敗、オーサー・トンプソンがDPOY候補に浮上

パワーランキング7位に入ったデトロイト・ピストンズについて、オコナーはオーサー・トンプソンの両面での貢献を強調した。在場時のディフェンシブレーティングで相手より10.6点低い数字を記録し、ビクター・ウェンバンヤマが65試合に届かなければDPOY候補だと述べた。ジョン・コリンズやアイザイア・ジョーといったシューターの加入でスペーシングが改善し、ケイド・カニンガムとオーサー・トンプソンの周囲に空間が生まれている。

「オーサー・トンプソンの周りも同様で、チームは彼にドレイモンド・グリーン的な役割、いわゆるポスト・ピボットのポジションでボールを預けている。」

— ケビン・オコナー [105:44]

オーサー・トンプソン自身がオフェンスで平均5.2アシストを記録し、自分では得点を狙わずシューターを見つけるドレイモンド・グリーン的なポスト・ピボットの役割を果たしていた。開幕戦でジェイソン・テイタムを抑えた守備力がまだ十分に評価されていないとオコナーは指摘した。

ロケッツについても言及があった。フレッド・バンブリート不在、スティーブン・アダムズ未復帰ながら6勝1敗で好調で、パワーランキング8位に置いた。

「ヒューストンは今NBAでオフェンシブレーティング1位なのに、3ポイントの試投数はリーグ5番目に少ない。それでもオフェンスがリーグトップにいるのが面白くて仕方ない。」

— ケビン・オコナー [104:42]

かつてジェームズ・ハーデンとモリーボールでバスケットボールを変えたフランチャイズが、今度はスリーに頼らないオフェンスでリーグ1位に立っているという皮肉な構図にもオコナーは触れた。アダムズが復帰すればアルペレン・シェンとのツービッグラインナップも使えるようになるとし、さらなる上昇を期待した。パワーランキング全体を通じて、開幕2週間で最も得をしたのは健康を保てたチームであり、怪我と層の厚さがシーズンの行方を左右する年になりそうだとオコナーは締めくくった。

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