マーベリックスのCEOウェルツが年内で退任、後任にキャソン球団社長と球団発表
ダラス・マーベリックスは29日、リック・ウェルツCEOが年内で退任し、後任にイーサン・キャソン球団社長が就くと発表した。ウェルツは殿堂入りの経歴を持つ73歳で、2024年に現役復帰していた。
マーベリックス、デュモン家が69%保有で筆頭オーナーに
チームマーベリックス

パトリック・デュモンと妻シヴァンがミリアム・アデルソンのマーベリックス株式を取得し、69%を保有する筆頭オーナーとなった。ESPNのティム・マクマホンが報じた。
ESPNのティム・マクマホンの報道によると、パトリック・デュモンと妻シヴァン・デュモンがミリアム・アデルソンの保有するダラス・マーベリックスの株式を取得した。これによりデュモン家はフランチャイズの69%を保有する筆頭オーナーとなった。売却が先月行われたと伝えられている。
アデルソンはNBAチームへの関与が「最小限」にとどまっていたとされ、娘のシヴァンと義息のデュモンに持ち分を売却する形を選んだ。デュモンはESPNへの声明で「ダラスという街への長期的な投資だ」と述べた。
マーベリックスのオーナーシップは2023年に大きく動いた。マーク・キューバンが支配権を売却した際、アデルソンが新オーナーグループを主導し、デュモンも主要出資者として参画した。デュモンはその時点でチームのガバナー(代表権を持つオーナー)に就任しており、実務面では当初から中心的な役割を担っていた。
キューバンは現在もマーベリックスの27%を保有している。ただし当初の売却契約には、デュモン家が2027年末までにキューバンからさらに20%を当初の評価額35億ドルで追加取得できる条項が含まれている。デュモンはマクマホンの取材に対し「その権利を行使する計画だ」と明言した。行使すればデュモン家の持ち株は89%に達する。
残る4%はマイノリティ株主のメアリー・スタントンが保有していると、ダラス・モーニング・ニュースのブラッド・タウンゼンドが伝えている。
デュモンはマーベリックスの新アリーナ建設を主導している。チームは今年、ダラス北部の旧バレービューモール跡地にある約104エーカーの土地について購入オプション契約を結んだ。現在この土地はアリーナ建設を可能にするための用途変更手続き中だという。
デュモンは新アリーナを「ワールドクラスの施設」にすると表明し、「NBA最高のアリーナを建設し、マーベリックスの新たな40年の本拠地を作る」と語った。現在の本拠地アメリカン・エアラインズ・センターのリース契約は2031年に満了する。
今回のアデルソンからデュモン家への株式売却における球団の評価額は明らかにされていない。スポルティコの直近の試算ではマーベリックスの資産価値は63億5000万ドルと推定されている。キューバンの持ち分を35億ドルの評価額で追加取得できる条項と比較すると、球団の価値は売却時から大幅に上昇している。
また、今回の株式移転がNBA理事会の承認を経て正式に完了しているのか、あるいはまだ承認待ちの段階なのかも現時点では明確にされていない。
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