タウンズの延長交渉が難航、匿名幹部は「最大契約の50〜60%が妥当」と指摘
ニューヨーク・ニックスとカール・アンソニー・タウンズの契約延長交渉が難航している。NBAインサイダーのイアン・ベグリーが匿名幹部の見解を紹介し、セカンドエプロン下での最大契約は編成を圧迫すると指摘した。
タウンズの6300万ドルPO行使を巡りアリーナスが持論
チームニックス

元オールスターのギルバート・アリーナスが、ニックスのカール・アンソニー・タウンズがプレイヤーオプションを行使した場合にオーナーのドーランが出場時間を削るべきだと主張。延長交渉は4年2億ドル台で隔たりが残る。
元オールスターのギルバート・アリーナスが、自身のポッドキャスト「Gil’s Arena」で、ニューヨーク・ニックスのカール・アンソニー・タウンズが来季6300万ドルのプレイヤーオプションを行使した場合、オーナーのジェームズ・ドーランは出場時間の削減や役割の変更で「報復」すべきだとの持論を展開した。Fadeaway Worldが4日に報じた。
アリーナスは「オプトインするなと言ったのにやったなら、俺のカネに手を出したのと同じだ。同じ出場時間はもらえない」と語り、ドーランの「気難しいオーナー」としての性格を踏まえれば現実に起こりうるとの見方を示した。
アリーナスの論旨は、オプション行使によって球団の交渉力が削がれるため、オーナーが意趣返しとして選手の市場価値を下げるような起用をするだろうというものである。「不確実性の中でプレーすることは、パフォーマンスや怪我への意識を変える。契約のためにプレーするのは全く別物だ」とも述べた。
ただし、プレイヤーオプションは契約時点で合意済みの権利であり、行使を理由に選手を冷遇することは、球団自身の戦力を削ぐ行為にほかならない。Fadeaway Worldもこの点を指摘し、優勝に貢献した選手への対応としては異例であり、ロスター全体への悪影響も避けられないと論じている。
タウンズはニックスとの4年間の契約延長交渉の最中にある。タウンズが受け取れる最大額は4年2億7600万ドルとされるが、報道によればタウンズ側の希望額は約2億2500万ドル、ニックス側の提示額は約2億ドルで、約2500万ドルの開きがある。ニックスは延長交渉をシーズン後半まで先送りする方針と報じられている。
タウンズ本人は妥協の意思を示しているとされるが、交渉がまとまらなければ来季の6300万ドルのプレイヤーオプションを行使するかどうかが焦点になる。オプトインすればタウンズは1年間の高額年俸を確保できるが、球団にとっては長期契約に縛れないまま大きな支出が発生する構図となる。
ニックスは開幕から3勝4敗と苦しいスタートを切っているが、タウンズはチームの数少ない好材料である。ここまで平均20.3得点、13.9リバウンド、3.4アシストを記録し、フィールドゴール成功率55.1%、3ポイント成功率39.4%と高い効率を維持している。この数字はタウンズ自身の長期契約の根拠を強めるものであり、仮にアリーナスが述べたような起用制限が行われれば、球団の成績にも直結する。
ニックスはほかにも高額契約を複数抱えており、長期的な財政バランスとの兼ね合いが交渉の難航を招いている。ただし、優勝を目指す球団が主力の生産性を意図的に抑えるのは本末転倒であり、アリーナスの提案はあくまで極端な仮説にとどまる。
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