ニックスが全選手との契約延長交渉を一時停止、球団が声明で正式発表
ニックスは9日、タウンズやハートら延長対象選手との契約交渉をシーズン後半まで一時停止すると声明で発表した。セカンドエプロン回避の方針が背景にある。
ニックスとタウンズ、契約延長の溝埋まらず
チームニックス

ニューヨーク・ニックスとカール・アンソニー・タウンズの契約延長交渉が難航している。NBAインサイダーのイアン・ベグリーが匿名幹部の見解を紹介し、セカンドエプロン下での最大契約は編成を圧迫すると指摘した。
NBAインサイダーのイアン・ベグリーが、ニューヨーク・ニックスとカール・アンソニー・タウンズの間で続く契約延長交渉について、複数の匿名球団幹部の見解を報じた。交渉は依然として合意に至っておらず、双方の提示額には大きな開きがあるとされる。
ベグリーによると、タウンズは次の契約で2億2500万ドル以上を求めているとみられる一方、ニックスの提示額は4年総額約2億ドルにとどまっていると報じられている。タウンズが本来受け取る資格のある最大契約は2億7600万ドルとされ、すでに大幅な譲歩を示している形だが、球団側との溝は埋まっていない。
ある球団の意思決定者はベグリーに対し、「チームで3番目の選手に最大契約は払えない」と語ったという。この幹部はタウンズに対して最大契約の50〜60%が妥当だとの見方を示し、それ以上を支払えばセカンドエプロン下で編成が大きく制約されると指摘した。現行の労使協定(CBA)では、セカンドエプロンを超えた球団はトレードやドラフト指名権の運用に厳しい制限を受けるため、複数の高額契約を抱えるリスクは以前より大きくなっている。
ニックスにはジェイレン・ブランソンとOG・アヌノビーという主力がおり、タウンズは「3番目の選手」と位置づけられる可能性がある。この文脈が、球団側の慎重な姿勢の背景にあるとみられる。
一方、別の幹部はベグリーに対し、ニックスの提示額がジェイレン・デュレンと同水準であることを指摘し、「デュレンと同じ額を受け入れるよう求めることはできない」と述べた。タウンズはオールスター6回選出、オールNBA3回選出、NBA優勝の実績を持つ30歳のセンターであり、キャリアの実績を考えれば大幅な減額に応じる理由は乏しいとの見方である。
タウンズ自身も減額を受け入れる意思は示しているとされるが、譲歩にも限度があるという立場だとベグリーは伝えている。
交渉がまとまらなければ、タウンズは来夏にもフリーエージェントとなる可能性がある。30歳という年齢はキャリアの盛りにあたり、他球団がニックスを上回る条件を提示する可能性も十分にある。
今季ここまで5試合でタウンズは平均21.8得点、13.8リバウンド、3.2アシスト、フィールドゴール成功率58.3%と好調な数字を残している。ただしチームは東カンファレンス8位の2勝3敗と出遅れており、シーズンの成績次第で交渉の力関係が変わる可能性もある。双方が残留を望んでいるとされるものの、条件面での溝が埋まるかどうかは不透明な状況が続いている。
https://x.com/IanBegley/status/2115863017871327265
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