バリーズが語るルーキーの成長法――大敗の消化、準備の細部、リバウンドで火をつける
Milwaukee Bucks インタビュー(2026年11月1日配信)でブレイデン・バリーズが試合後の囲み取材に応じた。
バックスのインタビュー(2026年11月1日)でマイルズ・ターナーが語った
チームバックス

Milwaukee Bucks インタビュー(2026年11月1日配信)でマイルズ・ターナーが試合後の囲み取材に応じた。
シュートが落ち続ける時期の精神面への影響、チームとしての成熟に必要なもの、そしてルーキーたちへの高い評価を語っている。
ターナーはまず、チームが直面している課題の核心に触れた。シュートが入らないこと自体よりも、それが精神面を通じてディフェンスの集中力や努力にまで波及してしまうことが最大の問題だと指摘した。前のプレーを引きずり、守備の足が止まる悪循環がチームの成熟を妨げていると見ている。
「精神的に一番きついのはね、シュートが入らないことだと思うんですよ、みんなにとって。で、それがディフェンスにまで影響してくる。ディフェンスへの集中力とか、前のプレーを引きずってしまうとか」
— マイルズ・ターナー [00:00]
このチームが成熟していくためにはそこを乗り越えることが必要だとターナーは続けた。シュートが入らない試合は当然あるが、ディフェンスで踏ん張れればだいぶ楽になると語り、攻撃の不調を守備の強度で補う重要性を強調した。チームメートへの信頼も明確にしている。
「別にチームメートを批判してるわけじゃなくて、みんなシュートを決める力は持ってると思ってるし、信頼もしてる。でも入らないときに、ディフェンスへの集中力まで落ちるようなことがあってはダメなんです」
— マイルズ・ターナー [00:00]
全員がシュートを決める力を持っていると認めたうえで、入らない夜にディフェンスまで崩れることだけは許されないと線を引いた。ベテランの経験則として、攻守のどちらかが機能していれば試合は崩れないという考え方がにじむ発言だった。
記者から「複数の選手が同時にスランプに陥ったときの乗り越え方」を問われると、ターナーは「プロセスを信じるしかない」と答えた。リーグで5年、6年以上のキャリアを積んだベテランでもシュートが入らない時期はいくらでもある。問題は能力ではなくメンタルだと言い切った。集中力を失ったり、自信を失ったり、自分がどんな選手かを見失ったりしてはいけないと語り、それが「一番最初に起きてしまうこと」だと警鐘を鳴らした。
「僕が『平均の法則』と呼んでるやつで、ここにいるほとんどの選手は35〜40%のシューターなわけで、今は調子が悪くてもシーズンが進めば平均に戻ってくる」
— マイルズ・ターナー [00:43]
シーズンを通せば確率は収束するという考え方を「ロー・オブ・アベレージ(平均の法則)」と呼び、だからこそ打ち続けることが大事だと説いた。バスケ経験がない人にはわかりにくいかもしれないが、と断りつつ、何本か連続で落とし始めると勢いが失われていく感覚を具体的に描写した。スランプの入り口では自信が先に崩れ、技術の問題に見えるものの実態はメンタルの問題だという構図を明かした。
記者が「しばらく入っていなかった3ポイントが決まったときの気持ち」を聞くと、ターナーはキャリアで積み上げた実績を根拠に応じた。
「僕はもうこのリーグにかなり長くいて、3ポイントも何千本と決めてきた。これから先もあと何千本は決められると信じてる」
— マイルズ・ターナー [01:43]
何本か外したからといって打つのをやめるつもりはないと断言し、自分でシュートを封印するようなことをしたら「それこそ本末転倒」だと語った。数本のミスで消極的になることへの明確な拒否がにじむ言葉だった。
チームの成熟について聞かれると、ターナーは「シーズン序盤だから」「新しいチームだから」という言い訳はもう通用しないと語気を強めた。NBAのスピード感の中では、あっという間に忘れられるし、誰も同情してくれないと現実を突きつけた。
「『まだシーズン序盤だから』『新しいチームだから』って言い訳はいつまでも使えないんです。このリーグはスピードが速い。あっという間に忘れられる世界だし、誰も同情してくれない」
— マイルズ・ターナー [02:03]
「やり続けるしかない」という言葉はファンが聞きたい答えではないと自覚しつつも、「でも、それが現実なんですよ」と繰り返した。日々の積み重ねで共通の目標に向かい、一夜にして変わることを期待しない。チームが構築しようとしているシステムと、一緒に戦う仲間を信じ続けると締めくくった。
「日々積み重ねて、共通の目標に向かって取り組んでいく。一夜にして何かが変わるわけじゃない。だから、僕はこのチームが作り上げようとしているもの、そしてここにいる仲間たちを、引き続き信じています」
— マイルズ・ターナー [02:03]
簡単な言葉に聞こえるが、ベテランとしてロッカールームの空気を支えようとする意思が伝わる発言だった。ミスを乗り越えながらやり続ける以外に近道はないという覚悟を、ターナーは囲み取材の場で繰り返し示した。

最後に若手の話題に移ると、ターナーの口調は一転して明るくなった。「うちのルーキーたちが大好きだ」と切り出し、AJ・ジョンソン(ネイト)やブレイディ・マネックの名前を挙げて称賛した。この試合でのジョンソンのプレーぶり、マネックの好調ぶりに具体的に触れ、全員が正しいメンタリティを持っていると評価した。
「みんなちゃんとした心構えを持ってる。育ちもしっかりしてるし、完璧なタイミングでリーグに入ってきたと思う」
— マイルズ・ターナー [02:47]
ターナー自身も若い頃にチャンスをもらい、振り返らなかったと回想した。ルーキーたちがキャリアの早い段階で出場機会を得ていることはNBAでは珍しいと指摘し、毎日ジムに来てシュートを打ち込み、体づくりに取り組んでいる姿勢を高く買った。
「僕が求めることができるのはそれだけだし、うちのディベロップメントスタッフの手にかかれば、本当に安心できる。改めて言うけど、可能性は無限大ですよ、彼らには」
— マイルズ・ターナー [02:47]
育成スタッフへの信頼とともに「可能性は無限大」と繰り返したターナーの言葉には、チームの未来を担う若手への期待と、ベテランとして支える覚悟の両方が込められていた。
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