マクダニエルズが本音を吐露「ウルブズだけは避けたかった」、ドラフト当時の心境を語る
ティンバーウルブズのジェイデン・マクダニエルズがヒート戦後のインタビューで、2020年のドラフト時にウルブズを避けたかったと明かした。当時19勝45敗のチームへの失望から、現在の主力への成長までの軌跡を語っている。
ティンバーウルブズのインタビュー(2026年10月31日)でジェイデン・マクダニエルズが語った
チームティンバーウルブズ
Minnesota Timberwolves インタビュー(2026年10月31日配信)でジェイデン・マクダニエルズが試合後の囲み取材に応じた。
ベンチから爆発したボーンズ・ハイランドの貢献、ラメロ・ボールやルディ・ゴベアとの連携、自身の高効率な得点とプレーメーキング、前回の試合との違い、そしてジェイレンのディフェンスやダンクの感覚まで、約3分間に濃い内容が詰まった。
記者からボーンズ・ハイランドの貢献を問われたマクダニエルズは、ベンチからもたらしたエネルギーをまず称えた。アシストが10本近くに達した点にも触れ、得点だけでなくパスで存在感を示したことを強調した。
「クリエイティブなプレーで、シュートを決めて、ボーンズらしいことをやってくれた。見ていて気持ちよかったよ。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [00:04]
続けてパスがボーンズのプレーをどう広げるかを聞かれると、マクダニエルズはディフェンス側の視点から説明した。ボーンズはディープスリーの脅威があるため、パスを回してもディフェンスがマークを外せず、結果としてチーム全体にスペースが生まれるという仕組みを語った。
「ボーンズがパスを出せば、相手はマークを外すわけにはいかないよ。それだけ深い位置からシュートを打ってくるからね。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [00:24]
シュート力があるからこそパスが生きる。その好循環がベンチユニットの攻撃力を底上げしたことを、マクダニエルズの言葉が裏付けた。
アントニー・エドワーズと並んだラメロ・ボールへの期待について聞かれると、マクダニエルズはかつてシャーロットで対戦した頃のラメロそのものだと評価した。3レベルのスコアリングとあらゆる種類のパスを兼ね備えた選手であり、ミネソタに来てもその能力は期待どおりだったと語った。
「スリーレベルスコアリングができて、あらゆる種類のパスが出せる。だからそれは期待どおりだよ。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [00:38]
さらに話題はルディ・ゴベアのプレーに移った。記者がフロア中央でゴベアがフリーになった場面を指摘すると、マクダニエルズはショートロールからのパスさばきを高く評価した。ゴベアが落ち着いて状況を読み、正しいパスを選んでいた点を具体的に挙げた。
「上手くさばいてたよ。落ち着いてて、しっかり状況を読んで、正しいパスを出してた。それ以上何を求めるって話だよ。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [00:56]
ゴベアがリムプロテクターとしてだけでなく、ハーフコートオフェンスの中継役として機能した場面だった。ラメロの万能さとゴベアの判断力、2人の合流がチームの攻撃に幅をもたらしていることがマクダニエルズの評価から読み取れた。
試合序盤にマクダニエルズがボールを持ち、ラメロをオフボールに置く2マンアクションについて記者が尋ねると、コーチやチームメイトからの信頼を感じていると述べた。
「ボールを持てるのはいつだって嬉しいし、正しいプレーを選択することが大事。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [01:09]
今季の高いシュート効率はショットセレクションの改善かと問われると、マクダニエルズはその見方を否定した。特定の場面を選んでいるのではなく、オフシーズンにゲーム全体を磨いた結果だと説明した。
「シュートセレクションというより、ゲーム全体をひたすら磨いてきた結果として、5本のシュートで15点が取れるようになってる。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [01:25]
20得点7アシストという数字についてはプレーメーカーとしての自負を問われたが、マクダニエルズはあくまで状況判断の結果だと答えた。ダブルチームが来ても無理をせず、空いた味方に回すアンセルフィッシュな姿勢を具体例とともに語った。
「ダブルチームが来ても無理に仕掛けようとはしない。確かJ.C.に一回スリーのアシストを出したと思う。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [01:45]
ショットセレクションではなくゲーム全体の底上げという説明は、得点効率だけでなくアシスト7本という数字にもつながっていた。得点もパスも同じ「正しい判断」の延長線上にあるという自己認識が一貫していた。
前回の水曜の試合との違いを聞かれると、マクダニエルズは立ち上がりの差を挙げた。前回は第3クォーターまでエンジンがかからなかったのに対し、この試合では序盤から勢いを出せたと振り返った。
「前の試合は出だしが遅かった。あの勢いと気迫が出てきたのが第3クォーターになってからだったから。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [02:01]
さらに「あの試合の最初からこれができてたら、今頃2連勝してたはずだよ」と悔しさもにじませた。結果論ではなく、序盤の入り方が勝敗を分けたという明確な自己分析だった。勢いと気迫を試合開始から出せるかどうかがチームの課題であり、この試合ではそれを修正できたことに手応えを感じていた。前回の敗因を具体的に「第3クォーターまで」と時間軸で示したことで、改善点が曖昧な精神論ではなく、試合の入り方という再現可能な部分に絞られていた。2連勝できていたはずだという言葉には、チームの地力への自信ものぞいた。
チームメイトであるジェイレンのディフェンスについて聞かれると、マクダニエルズはその執念深さを真っ先に挙げた。スクリーンに引っかかっても追いかけることをやめないフィジカルの強さと精神力を称えた。
「とにかく諦めない。フィジカルも強い。スクリーンに引っかかっても、何があっても常に追いかけてくる、絶対に諦めない姿勢がある。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [02:18]
「正直、あいつにマークされるのは嫌だから、対戦相手もめちゃくちゃ嫌だと思うよ」と、チームメイトでありながら相手目線で評価した点に説得力があった。
最後に第4クォーターの豪快なダンクについて問われると、以前はレイアップが多いと指摘されていたことに触れつつ、ダンクの選択は意識的なものではないと答えた。
「どちらかといえば自然な感じかな。その瞬間に何かパッとくるんだよ、自分がどのくらいの高さにいるかを感じるみたいな。」
— ジェイデン・マクダニエルズ [02:58]
空中での身体感覚が研ぎ澄まされた結果、ダンクかレイアップかを頭で考えるのではなく本能で選んでいる。マクダニエルズのフィジカルの成長を象徴するエピソードで、短い囲み取材は締めくくられた。
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