ハリバートン16か月ぶりの実戦復帰、母校アイオワ州立大で「また試合できてる」と感謝を語る
Indiana Pacers インタビュー(2026年10月8日配信)でタイリース・ハリバートンとリック・カーライルHCがプレシーズン初戦を振り返った。
ペイサーズのインタビュー(2026年10月24日)でタイリース・ハリバートンが語った
Indiana Pacers インタビュー(2026年10月24日配信)でリック・カーライルHCがマーベリックス戦の大敗を振り返った。
アンドリュー・ネムハードとタイリース・ハリバートンも加わり、前半77失点という崩壊の原因、スターター陣の責任、19ターンオーバーの内実、そしてフラグラントファウルの場面について率直に語った。ハリバートンにとってはケガからの復帰戦だったが、結果は厳しいものになった。
カーライルHCは試合後の会見で、前半に77点を許し後半は44点に抑えたという極端なスタッツを真っ先に取り上げた。試合を見ていない人がスタッツだけ見れば「ハーフタイムに何があったのか」と首をひねるほどの落差で、原因はシンプルに姿勢と気持ちだと断じた。
「ホームでこんな素晴らしいお客さんの前で37点差をつけられて、ブーイングを受ける。それは絶対にダメです。これは全員の責任ですよ、一人一人全員の」
— リック・カーライル [00:00]
2試合連続で前半の入りが悪いと指摘し、まず自分自身の責任から認めた。ハリバートン復帰でレギュラーシーズンとしては最高級の雰囲気がアリーナに生まれたにもかかわらず、「必要なレベルで戦わなければ、素晴らしい雰囲気も何も保証してくれない」と続けた。具体的なディフェンス崩壊について問われると、最初の6分間だけでマーベリックスの方がハードにプレーしていたと認めた。
「オフェンスはボールをシェアして動き続けるゲームをしなきゃいけないのに、ドリブルが多くて1対1を仕掛けようとする場面が目立っていました」
— リック・カーライル [01:47]
オフェンスがボールムーブではなくドリブルと1on1に偏り、ディフェンスの強度も足りなかった。ネムハードも「試合の立ち上がり、前半にあのサイドで戦って体を張るための気持ちのスイッチが入り切っていなかった」と自己反省し、ファンの歓迎に応えられなかったことへの悔しさをにじませた。
「素晴らしい歓迎でしたよ。試合の始まりにアリーナ全体が盛り上がっていて、その期待に応えられなかったのは本当に残念でした」
— アンドリュー・ネムハード [07:18]
カーライルHCはケリー・スローソンのプレーぶりを高く評価し、全員がスローソンのようにプレーすべきだと語った。この試合でプラスマイナスがプラスだったのはスローソンとクエンティンの2人だけで、この事実がチームに必要な姿勢を端的に示していると指摘した。
「全員がスラウソンみたいにプレーする必要がある、それに尽きますね」
— リック・カーライル [02:45]
ハリバートンもスターター5人の責任を明確に認めた。セカンドユニットのクエンティンとスローソンが素晴らしいエナジーをもたらしたと評価しつつも、「遅すぎた」と振り返った。前半に80点近く取られた時点で勝つのは厳しいという現実を突きつけた。さらにハリバートンは、このチームの強みは選手主導でランを管理できる点にあると説明した。カーライルHCをNBA最高のコーチと評しつつも、選手間で「ちょっとヤバくなってきたぞ、今すぐ立て直そう」と声を掛け合えるのがペイサーズの特徴だと述べた。
「よく言う表現ですが、両エンドで『ヒールで戦っている』感じがしました。ヒールで戦ってたら、バスケットボールの試合には勝てない」
— タイリース・ハリバートン [13:04]
「かかとで重心を受けている」状態、つまり最初から後手に回っていたことがスターター陣の最大の問題だった。20点ビハインドになってから反応するのでは遅く、最初からアグレッサーとして仕掛けなければ勝てないと繰り返した。
前半だけでターンオーバーが13回、そこから22失点を献上した。ハリバートンはターンオーバーの原因を聞かれ、言葉を選びながらも率直に答えた。
「正直に言うと、くだらないプレーを連発してたってことです。例えば自分のターンオーバーが3つありましたけど、1つはアーロンへのパスで、何も考えずにバウンドパスを投げてしまった」
— タイリース・ハリバートン [11:34]
速くプレーしすぎたわけではなく、単純なミスの積み重ねだったと認めた。試合全体では19ターンオーバーを記録し、「自分たちらしくない数字」だと反省した。3ポイント成功率も22%に終わったが、ハリバートンはシュート確率そのものよりもシュートの質を重視する姿勢を示した。後半は良いシュートが生まれていたが入らなかっただけだと分析し、課題はむしろマーベリックスのダスティ・メイHCが徹底するスイッチディフェンスへの対応にあると指摘した。
「一番大事なのは、ストップを取れれば、もう少し走れて、もう少し自分たちのバスケができるということ。そこをもっとしっかりやらないといけない」
— タイリース・ハリバートン [10:29]
ファストブレイクポイントがわずか10点に終わった理由も同じだった。第1クォーターだけで44点を許す展開では、走るバスケの前提となるストップが取れない。カーライルHCもマーベリックスの功績を認め、ヒューストン戦で不調だった相手が「腹を立てて乗り込んできて、非常に高いレベルで戦ってきた」と評価した。
試合後半、アーロン・ネスミス(ダブルA)がフラグラントファウルを取られる場面があった。記者からこの場面がチームを鼓舞したのではないかと問われたハリバートンは、まずマーベリックスのクーパーの無事を願った。
「ダブルAはただハードなファウルを仕掛けようとしたか、ボールにプレーしようとしたんだと思います。だから残念ではあるし、クーパーが無事でいてほしい」
— タイリース・ハリバートン [14:38]
相手を傷つける意図はなかったと強調した上で、仲間が反応したこと自体はチームとして正しい対応だったと述べた。ただし、小競り合いをきっかけにして火が付くのではなく、最初から正しい強度でプレーすべきだと話をまとめた。クエンティン、スローソン、アーロンというセカンドユニットは正しいバスケをしていたと改めて評価し、「第1ユニットがもっとしっかりやらないといけません」と締めくくった。翌日にはブルックリンへの早朝移動が控えており、カーライルHCは現地でフィルムを見て修正する方針を示した。第3戦に向けて、スターター陣が最初からトーンセッターになれるかが問われる。
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