2026年10月29日(木) / 海外一次情報を日本語で、随時更新

オリンピアコス、ギリシャリーグ決勝をめぐる法的紛争で声明

オリンピアコスがヤナコプロス氏側の刑事告訴棄却を発表、副会長への逮捕は「不当」と主張

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コートサイドに立つ男性の後ろ姿
イメージ画像(AI で生成)

オリンピアコスは、パナシナイコスのオーナー、ディミトリス・ヤナコプロス氏の娘がクラブ副会長スキンディリアスに対して行った刑事告訴が棄却されたと発表した。2025年6月のギリシャリーグ決勝第2戦に端を発した問題である。

オリンピアコスは20日、パナシナイコスのオーナーであるディミトリス・ヤナコプロス氏の娘デスピナ・ヤナコプルー氏が、クラブ副会長ヨルゴス・スキンディリアスに対して起こした刑事告訴が「根拠なし」として棄却されたと発表した。Eurohoopsが報じている。

この告訴は、2025年6月にピレウスの平和友好スタジアムで行われたギリシャリーグ・プレーオフ決勝第2戦の出来事に端を発する。オリンピアコスによれば、告訴を受けてスキンディリアスは手術からの回復中にもかかわらず逮捕され、警察署に連行されたという。

事件の経緯とクラブの主張

オリンピアコスは公式声明の中で、決勝第2戦当日のヤナコプロス氏の行動を「理解しがたい振る舞い」と表現した。同氏が警護を伴って退場した後、関係者が「加害者でありながら被害者を装って」虚偽の刑事告訴を行ったとクラブ側は主張している。

クラブは告訴棄却について「正当性の証明に時間はかからなかった」と述べ、ギリシャの司法制度に信頼を寄せる姿勢を示した。一方、ヤナコプロス氏自身の行為については管轄裁判所に送致されたとも明かしている。

双方の立場と背景

当時ヤナコプロス氏は、自身に向けられた疑惑に反論し、娘に対する名誉毀損的な発言や侮辱的なチャントがあったとして独自に法的措置をとる意向を示していた。オリンピアコスとパナシナイコスはギリシャバスケットボール界を代表する2大クラブであり、両者のライバル関係は競技面だけでなく法廷にまで及んでいる。

オリンピアコスは声明の締めくくりで、SNS上での応酬を避け「公正なギリシャの司法制度の判断を待つ」と述べた。ヤナコプロス氏側からの新たな声明は、現時点で明らかにされていない。