パリ・バスケットボールが仏リーグ予算首位に、モナコ離脱後の勢力図が鮮明に
フランスLNBが2026-27シーズンの各クラブ予算を公表し、パリ・バスケットボールが約3090万ユーロで首位に立った。モナコの離脱後、ASVELとの2強体制が鮮明になっている。
ナディール・イフィ、仏リーグ唯一の100万ユーロプレーヤー

フランスのバスケットボール専門誌マクシ・バスケが仏プロAリーグの契約一覧を公開。年間純年俸100万ユーロに達する選手はパリ・バスケットボールのナディール・イフィただ一人と報じられた。
フランスのバスケットボール専門誌「マクシ・バスケ」が、仏プロAリーグ全クラブの契約金額を一覧にまとめた記事を公開した。Eurohoopsが6日に伝えたところによると、年間の手取り年俸が100万ユーロに達している選手はパリ・バスケットボールのナディール・イフィただ一人である。
この数字はユーロリーグ全体のトップ契約と比較すると見劣りするものの、仏リーグの中では突出した額であり、イフィの市場価値の高さを示している。なお、マクシ・バスケは掲載された数字が公式なものではなく、約10%の誤差が含まれる可能性があると注記している。
報道によれば、仏リーグの年俸上位23人のうち、パリ・バスケットボールとLDLCアセベルの選手で大半を占めている。この2クラブはフランスからユーロリーグに参戦している唯一のチームであり、欧州最高峰の舞台で戦うために他クラブより高い報酬で選手を集めている構図がうかがえる。
上位23人の中で両クラブ以外から入ったのは、シャロンのジェレマイア・ヒル(17位)のみと報じられている。ユーロリーグ参戦クラブとそれ以外のクラブとの間に、年俸面で大きな格差が存在することが改めて浮き彫りになった形である。
ナディール・イフィはフランス出身のガードで、パリ・バスケットボールの中心選手として国内リーグとユーロリーグの双方でプレーしている。仏リーグはスペインのACBやトルコのBSLなど他の欧州主要リーグと比べ、全体の報酬水準が低いとされてきた。100万ユーロの年俸が「唯一」であるという事実は、その傾向を裏づけるものといえる。
ユーロリーグではトップ選手の年俸が数百万ユーロに達する例もあり、仏リーグの報酬水準との差は依然として大きい。パリ・バスケットボールとアセベルがユーロリーグの舞台で競争力を保つためには、今後も国内リーグの標準を超える投資が求められる状況が続くとみられる。
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