バスケットボール・アフリカリーグ、米制裁でAPR除外
NBAがルワンダ軍クラブAPRのBAL除外理由を公表、米制裁が原因と米上院議員に回答
NBAはルワンダ軍系クラブAPRを2026年バスケットボール・アフリカリーグから除外した理由について、米国の対ルワンダ制裁が原因だと米上院議員への書簡で明らかにした。
NBAがルワンダ軍の出資するクラブ、アルメ・パトリオティック・ルワンデーズ(APR)を2026年のバスケットボール・アフリカリーグ(BAL)から除外した理由について、米国による対ルワンダ制裁が原因だったと認めた。BBCが報じた内容をEurohoopsが伝えている。
NBA副コミッショナーのマーク・テイタムが、米上院議員のジェフリー・マークリーとマーシャ・ブラックバーンへの回答書簡の中で、3月にルワンダ軍に対して発動された制裁を受けてAPRを撤退させたと説明した。制裁が続く限り、同クラブの参加は認めない方針だという。
米上院議員の問題提起
両議員は10月23日付の書簡で、NBAとルワンダの商業的関係について疑問を呈していた。NBAが「スポーツウォッシングに加担するリスクがある」と警告し、ルワンダとの提携が同リーグの掲げる正義への姿勢と矛盾しないか説明を求めた。
米国政府はルワンダ軍がコンゴ民主共和国での紛争を助長していると非難しており、3月に制裁を発動した。先週にはルワンダ国防省に対しても、反政府武装勢力M23への支援を理由に追加制裁が科された。ルワンダ政府は反政府勢力への支援を否定している。
BALとルワンダの関係
BALはNBAとFIBAが共同で運営する12チームによるリーグである。APRは2024年と2025年にルワンダ代表として出場し、2度目の参加では3位に入った。2026年はRSSBタイガーズがAPRに代わって出場している。
NBAはBALを通じてルワンダと深い商業的つながりを持つ。ルワンダはBALの公式パートナーであり、首都キガリの1万人収容のBKアリーナでファイナルを開催している。BBCによると、NBAはマーケティングおよびパートナーシップ契約を通じてルワンダから年間数百万ドル規模の収入を得ているとみられる。
リーグは当初、APRの不参加を発表した際に理由を明かしていなかった。今回の上院議員への回答で初めて制裁との関連が公式に確認された形である。制裁の長期化やルワンダとの提携関係の今後が注目される。

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