オリンピアコスがコンチャーと2年契約を正式発表、ドーシーは1カ月のチーム離脱処分
オリンピアコスが元NBAのジョン・コンチャーと2年契約を正式発表した。一方でタイラー・ドーシーはSNSでの発言を受け1カ月間のチーム離脱処分となり、復帰の見通しは不透明である。
ドーシー獲得へハポエル・テルアビブが具体的提案

処分中のタイラー・ドーシーに対し、ハポエル・テルアビブのオーナーがオリンピアコス側へ正式な金銭オファーを提出したとSportandoが報じた。移籍金は7桁ドルに達する可能性があるという。
Sportandoは5日、ハポエル・テルアビブがオリンピアコスに所属するタイラー・ドーシーの獲得に向けて具体的な動きを見せていると報じた。ギリシャメディアの報道をSport5が伝えた内容として、ハポエルのオーナーであるオフェル・ヤンナイがオリンピアコスのオーナーであるアンゲロプロス兄弟に直接連絡を取り、移籍の可能性について協議したという。
ヤンナイはすでにオリンピアコスに対して金銭面のオファーを提出したとされる。具体的な金額は明らかにされていないが、7桁ドル(100万ドル以上)に達する可能性があると報じられている。
ドーシーは直近でコーチングスタッフに対する批判的な発言を行い、オリンピアコスから出場停止処分を受けている。クラブ内での立場が悪化したことで、シーズン途中の移籍が現実味を帯びる展開となった。ヤンナイは2日前の時点でドーシーがハポエル・テルアビブに加わる「可能性は十分ある」と公言しており、今回の正式オファーはその発言を裏付ける動きといえる。
ただし移籍の実現はオリンピアコス側の意向に大きく左右される。オリンピアコスが選手を放出する際にどの程度の対価を求めるかが焦点であり、交渉が長引く可能性も否定できない。
ドーシーはオレゴン大学出身で、2017年のNBAドラフトでアトランタ・ホークスから2巡目41位で指名された経歴を持つ。NBAではホークスやメンフィス・グリズリーズなどでプレーした後、ヨーロッパへ渡りオリンピアコスで主力として活躍してきた。
昨季は平均15.9得点を記録し、3ポイントシュート成功率は38.6%だった。今季はここまで1試合平均18分26秒の出場で12.6得点、3ポイント成功率は40.7%を残している。出場時間は昨季から減少しているものの、外角のシュート精度はむしろ向上しており、得点力のあるガードとしての評価を維持している。
ハポエル・テルアビブにとっては、処分によりオリンピアコスでの立場を失いつつある選手を比較的有利な条件で獲得できる機会となりうる。一方で、オリンピアコスがシーズン途中にこの水準の選手を手放す判断をするかどうかは不透明であり、今後の交渉の行方が注目される。
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