オブラドビッチがパルチザンからの贈呈を辞退、古巣との複雑な関係が背景か
ユーロリーグのパルチザン対パナシナイコス戦で、パナシナイコスを率いるジェリコ・オブラドビッチHCが古巣パルチザンからの贈呈品を辞退した。昨季の退任経緯が背景にあるとみられる。
ユーロリーグ第10節、両指揮官が記者会見

ユーロリーグ第10節のパナシナイコス対レアル・マドリード戦を前に、オブラドビッチHCとマルティネスHCがそれぞれ試合の展望や負傷者情報を語った。
ユーロリーグ第10節のパナシナイコス対レアル・マドリード戦を前に、両チームの指揮官が5日の試合に向けた展望を語った。Sportandoが両者の記者会見の内容を報じている。
パナシナイコスを率いるジェリコ・オブラドビッチHCは、レアルの速い展開を警戒する姿勢を示した。「ユーロリーグのすべての試合は難しい。レアルは速いペースでプレーするので、彼らのリズムを止めるために良いプレーをしなければならない」と語り、「オフェンスをコントロールし、走らせず、ミスを減らすことが必要だ」と強調した。
レアル・マドリードのペドロ・マルティネスHCは、複数の離脱者を抱えた状態で試合に臨むことを明かした。ファクンド・カンパッソについて「筋肉の負傷があり、起用できない。それ以上の情報はなく、復帰の時期も示せない」と説明した。
マルティネスHCはポイントガード2人が不在となる状況にも言及し、「純粋なポイントガードを長い時間使うことはおそらくできない。少し違うやり方でプレーし、状況に適応する必要がある」と述べた。一方、ニック・スミスJr.は練習を数回欠席していたものの、医療面でのクリアランスを得ており、出場が見込まれるという。
ロスターの層の厚さについてマルティネスHCは「怪我はチームにとって後退だが、それが現状だ。深いロスターを持っており、その層でこの重要な離脱の影響を解消、あるいは少なくとも軽減できることを示す良い機会だ」と語った。
オブラドビッチHCもカンパッソの欠場情報には触れつつ、「レアルにはロスターに十分な質があり、離脱者をカバーしてしっかりプレーできる」と警戒を緩めなかった。
パナシナイコス側では、ニコス・ログカボプロスが引き続き出場できない状態にある。オブラドビッチHCは「今プレーできる状態にはない。日々様子を見ているが、まだチームを助けられる段階ではない」と説明した。
また、マルティネスHCはエリ・ンジャイエの復帰の可能性についても問われ、「望んではいるが、簡単なことではない。彼は別のクラブに所属しており、クラブ間で話し合いが行われている。すぐに実現するものではない」と述べるにとどめた。
パナシナイコスは2023-24シーズンにユーロリーグ王者に輝いた名門で、オブラドビッチHCはユーロリーグ史上最多の優勝回数を誇る指揮官である。一方のレアル・マドリードもユーロリーグで最多優勝を記録するクラブであり、第10節の対戦は今季の上位争いを占う注目カードとなる。カンパッソの離脱やポイントガード不足という課題を抱えるレアルが、ロスターの総合力でどこまで対応できるかが焦点となる。
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