ノリHCがモラントに「チームを率いる役割は求めない」と発言、リラードは共存を主張
ブレイザーズのノリHCがジャ・モラントにリーダーシップを求めない方針を示した一方、デイミアン・リラードはモラントとの先発バックコート共存を強く支持した。
ブレイザーズ、アブディヤが共存への懸念を語る
チームブレイザーズ

ブレイザーズのデニ・アブディヤが、ジャ・モラントのトレード直後にマイカ・ノリHCへ電話し役割への懸念を伝えていたことが明らかになった。開幕6試合で効率が向上し、チームは5勝1敗と好発進している。
ポートランド・トレイルブレイザーズのデニ・アブディヤが、今夏のジャ・モラント獲得トレード直後に自身の役割への不安を抱いていたことを明かした。The Athleticのジェイソン・クイック記者の取材をもとに、Fadeaway Worldが5日に報じた。
アブディヤは6月30日、モラントのトレードが成立した翌日に新ヘッドコーチのマイカ・ノリへ電話をかけたという。ノリは当時のやり取りを振り返り「彼は『マイカ、これはどうやって機能するんだ』と聞いてきた」と語っている。
アブディヤは昨季オールスターに初選出され、平均24.2得点を記録した。ボールを持って攻撃を組み立てるスタイルで飛躍を遂げたシーズンだった。そこにモラントとデイミアン・リラードという2人のオールスター級ガードが加わることで、自身の役割が縮小するのではないかという懸念は自然なものだった。
アブディヤ本人は「否定的に考えていたわけではない」としつつも「オールスター級の支配的なガードが2人加わるとなれば、疑問は出てくる」と率直に認めた。
ノリHCはアブディヤに対し、2人のガードが守備の注意を引きつけた後にボールを回す形を説明した。組織された守備に繰り返し仕掛けるのではなく、クローズアウトに対してドライブし、逆サイドの空きを突く役割になるという構想である。
ノリは「もっと効率的になると約束した。序盤はタッチ数が減るかもしれないが、有利な場面でポジションを作る」と伝えたという。アブディヤも「彼は私の強みを理解していて、昨季の成長を続けさせたいと思ってくれていた」と応じた。
ブレイザーズは開幕から5勝1敗と好発進し、レイカーズやナゲッツからも勝利を挙げた。オフェンシブレーティングはリーグ4位の118.8、ディフェンシブレーティングは9位の108.8を記録している。
アブディヤ個人の平均得点は23.8と昨季の24.2からわずかに下がったが、シュート試投数は16.1本から16.2本とほぼ変わっていない。大きく変化したのは効率面で、フィールドゴール成功率は46.2%から48.5%に上昇し、ターンオーバーは1試合平均3.8本から2.2本に減少した。ナゲッツ戦では今季最多の28得点を記録し、第4クォーターだけで9得点を挙げた。
リラードもアブディヤへの信頼を明確にしている。「合流したときに伝えた。『君がこのチームの主軸になってほしい』と。ジャも同じことを言った」とリラードは語った。6試合で全ての疑問が解消されたわけではないが、トレード直後の率直な対話が、好調な滑り出しの土台になっている。
コメント(0 件)
まだコメントはありません。