レブロン・ジェームズがアヌノビーこそニックスのファイナルズMVPだったと主張
レブロン・ジェームズが自身のポッドキャストで、2026年NBAファイナルズのMVPはブランソンではなくOG・アヌノビーだったとの見解を示した。チェイスダウンブロックやティップインなど決定的なプレーを根拠に挙げている。
ニックスのインタビュー(2026年11月3日)でランドリー・シャメットが語った
チームニックス

New York Knicks インタビュー(2026年11月3日配信)でランドリー・シャメット、OG・アヌノビー、タイラー・コレックが試合後の囲み取材に応じた。
11月2日の勝利を振り返りながら、シーズン序盤のディフェンスとオフェンスのバランス、HCの柔軟な起用法、短いオフシーズンの影響、そしてベンチメンバーの心構えまで幅広く語った。
シャメットはある名前を伏せたベテランのチームメイトについて、若い頃の対戦相手としての印象と、今チームの一員として見せている姿勢の落差を語った。キャリア初期に対戦するたびに仕掛けられ、得点されては煽られた記憶があるという。ところが今は1分半の出場で交代を告げられても一切不満を見せず、チームに何を与えられるかだけを考えている選手になったと明かした。
「彼はとにかく勝ちたいやつで、このチームのために、チームメイトのために自分が何でもしようとして、自分を犠牲にする。1分半とか2分出てすぐ交代になっても、NBAではほとんどの選手は正直、交代させられたら頭にくるんですよ」
— ランドリー・シャメット [00:22]
シャメットはNBAの現実として「ほとんどの選手は交代に腹を立てる」と断った上で、このベテランにはそうした場面が一切ないと強調した。この日の試合ではエネルギー面で大きな貢献をもたらしたと評価し、「驚くことじゃない」と付け加えた。限られた出場時間でもチームの空気を変えられる存在がロスターにいることが、勝利の背景にあったと示した形になる。
記者がシャメットのオフボールムーブメントの巧さについて「いつ頃からこんなに上手くなったのか」と尋ねると、シャメットは子ども時代の練習に話を遡らせた。ドリブルを一切使わないフルコートの3対3を繰り返しやっていた経験が、ボールなしで動く感覚を自然に身につけさせたと振り返った。
「子供の頃にドリブルなしのフルコート3対3をよくやってたのを覚えてるんですよ。だからボールなしで動くことを自然に身につけていって」
— ランドリー・シャメット [01:15]
シャメットは今の若い選手たちにも同じ練習を勧めたいと話し、「今のゲームに向けて。プレーの仕方を学んで、どう動いてフリーになるかを理解するのに本当に役立つ」と理由を添えた。記者がこのオフボールの力がHCマイクのシステムに早期にフィットできた理由ではないかと問うと、シャメットは「たぶん計算が合いますよね」と認めつつも、それ以上にシステム自体の設計の良さを強調した。
「マイクのシステムは歴史的に対戦するのがとにかく難しくて、たくさんの動き、たくさんの連動、複数の選手が貢献していろんなアクションに関わってくる」
— ランドリー・シャメット [02:04]
個人の特性とシステムの噛み合わせの両方があって早期のフィットが実現したという見方を、シャメット自身がバランスよく示した。
シーズン序盤の現状評価を問われたシャメットは、オフェンスとディフェンスのどちらが先行しているかは日によって変わると答えた。序盤はシュートが入らなかったが、この日は何本か入った一方でディフェンスに隙が出たと具体的に振り返り、ロッカールーム全体が現状に満足していないと強調した。
「このロッカールームの誰も今の状態に満足してないと思いますよ。今夜は勝ち星を積み上げられて嬉しいですけど、オフェンスもディフェンスも改善すべき点は10個くらい挙げられる」
— ランドリー・シャメット [02:37]
記者が「第4Qの支配的な内容が最初の3Qの課題を覆い隠さないか」と問うと、シャメットはHCマイクがフィルムで客観的に評価してくれる点を挙げ、チーム全体の自己認識の高さに言及した。
「うちのグループもそれができていて、みんな分かってるんですよ、これをフールズゴールにするつもりは一切ないって」
— ランドリー・シャメット [03:26]
さらにHCがシーズン序盤よりベンチを積極的に使う方針に転じたことについても話が及んだ。シャメットはタイラー・コレック、JC、アンドレ、OG、ジョシュらのユニットで第4Q終盤にリードを広げた場面を挙げ、コーチがそのまま任せてくれたことを歓迎した。
「彼は適応力があるんですよ。変えることをいとわないし、必要に応じて違う決断もできる。一度言ったことに縛られることはない」
— ランドリー・シャメット [04:41]
HCの柔軟さとロスター全体への信頼が、勝利の終盤に具体的な形で表れた一戦だったとシャメットは評価した。
OG・アヌノビーはディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーへの向き合い方を聞かれ、冷静に受け止めていると答えた。
「新しいシーズンだということを知っていて、自分たちも相手を倒したいと思ってるってことを知ること、ですね。それが競争というもので、それに動じたり苛立ったりするんじゃなく、ただコートに出て試合に勝とうとすることです」
— OG・アヌノビー [06:37]
第4Qの「ビーストモード」についてはスティールやブロックなどディフェンスからエネルギーを生み出したと語り、48分間持続可能かとの問いにも「絶対続けられる」と断言した。シュートが入り始めたことと、ストップからトランジションに走れたことが第4Qの要因だと説明した。
一方で6月下旬まで戦った短いオフシーズンの影響について問われると、アヌノビーは率直に「みんながその疲れを感じてる」と認めた。HCが序盤にスターターの出場時間を管理しようとしている方針については「現実的なこと」だと同意し、リカバリーを非常に真剣に取り組んでいると明かした。
「短い夏の後は、シーズンが始まってからとにかく管理して、どんな方法でもしっかり休もうとする。リカバリーをすごく真剣に取り組んで」
— OG・アヌノビー [08:23]
タイラー・コレックはバックアップPGながら第4Qの重要な場面で起用されたことについて、HCがロスター全員に自信を持っている証だと受け止めた。自分の役割を問われると「特別なことは何も必要ない」と答え、チームをまとめていいシュートを作り、ペースを上げ、ディフェンスをしっかりやるだけだと語った。
「特別なことは何も必要ないですよ。チームメイトをまとめて、いいシュートを打てるようにして、ペースを上げて、ディフェンスをしっかりやる」
— タイラー・コレック [09:52]
シーズン序盤にディフェンスがオフェンスより仕上がっている印象があるという記者の見方に対しては、「まだシーズン序盤」と前置きした上で、昨シーズンもチームのベストはプレーオフで出たと振り返った。82試合を通じて成長し続けることがNBAシーズンの本質だという認識を、3選手がそれぞれの言葉で共有した一夜だった。
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