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女子日本代表、W杯12位から2030年自国開催へ

萩原強化副委員長が女子日本代表の夏季活動を総括、ゲインズHC続投も決定

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記者会見で語る萩原美樹子強化副委員長
イメージ画像(AI で生成)

日本バスケットボール協会の萩原美樹子強化副委員長が10月22日にメディアブリーフィングを実施。女子W杯12位の総括とゲインズHCの続投、2030年自国開催W杯に向けた強化方針を語った。

日本バスケットボール協会(JBA)は、女子日本代表の萩原美樹子強化副委員長(女子代表強化委員会部会長)が10月22日にメディアブリーフィングを行い、今夏の代表活動を総括したことを報じた。

FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026で日本は準々決勝進出決定戦に敗れ、12位に終わった。目標に掲げていたベスト8には届かなかった。

W杯の課題と今後の方針

萩原強化副委員長は、日本が抱える最大の課題としてサイズ不足を挙げた。強化部会ではスイッチカウンター、リバウンド強化、ポストディフェンスの3点を重点項目に設定し、コーリー・ゲインズヘッドコーチとともに取り組んできたという。

大会で新たに浮上した課題は、日本の武器である3ポイントシュートを封じられた場合の対応だ。萩原強化副委員長は「スクリーンのリード&リアクト、スクリーンに対するIQをいかに上げるかも課題になる」と述べ、ゲインズHCの戦術をより厳密に遂行するための合宿運営が必要だとの認識を示した。

ゲインズHCの続投と2030年への道筋

ゲインズHCの続投が決定した。萩原強化副委員長によると、10月19日の強化部会で大会報告と総括を行い、今後のスタッフ体制については代表ダイレクターと協議して詰めていく段階にある。

最大の目標は2028年オリンピックの出場権獲得だが、2030年に日本で開催される女子ワールドカップに向けた強化も同時並行で進める方針が強調された。萩原強化副委員長は「2030年の大会は女子バスケ界全体を盛り上げる大会と位置付けている」と語り、長期的な視野での強化を宣言した。

アジア競技大会の収穫と若手の台頭

愛知・名古屋で開催された第20回アジア競技大会には、いわゆる「NEXT世代」を中心にチームを編成して臨んだ。萩原強化副委員長は、大きなアリーナで日の丸を背負って国際大会を戦い抜いた経験が2030年への「大きな布石になった」と評価した。

個人として名前が挙がったのは大脇晴と田中平和の2選手だ。大脇については「決勝で厳しい状況の中でしっかり得点に絡んだ」、田中については「サイズの課題がある中で外のシュートもあり、リバウンド面でも大神雄子ヘッドコーチが助かったと言っていた」と、それぞれの貢献を具体的に語った。

U18アジアカップでは2018年以来の準優勝

FIBA U18女子アジアカップ2026では、女子U18日本代表が2018年大会以来となる準優勝を果たした。萩原強化副委員長は「国際ゲームの経験が少なかった世代が、大会中にしっかりアジャストして結果を持ち帰った」と評価した。7月のFIBA U17女子ワールドカップからの成長にも触れ、竹内みやを中心にガードを生かす戦い方へ転換した点が成果につながったとの見方を示した。