オブラドビッチがパルチザンからの贈呈を辞退、古巣との複雑な関係が背景か
ユーロリーグのパルチザン対パナシナイコス戦で、パナシナイコスを率いるジェリコ・オブラドビッチHCが古巣パルチザンからの贈呈品を辞退した。昨季の退任経緯が背景にあるとみられる。
ギリシャリーグ第5節、アリスがホームで快勝
ギリシャリーグ第5節でアリスがパナシナイコスを101-91で下し、スパヌーリスHCがオブラドビッチとの直接対決で初勝利を収めた。試合後にオブラドビッチへの敬意を語った。
ギリシャリーグ第5節が11月2日に行われ、アリスがホームのテッサロニキでパナシナイコスを101-91で破った。アリスを率いるヴァシリス・スパヌーリスHCにとって、パナシナイコスのジェリコ・オブラドビッチHCとの直接対決では初めての勝利となった。スパヌーリスはモナコ時代に2度オブラドビッチと対戦し、いずれも敗れていた。
Eurohoopsによると、スパヌーリスは試合後の記者会見でオブラドビッチについて問われ、「ジェリコ・オブラドビッチはヨーロッパバスケットボールのレジェンドであり、歴代最高の指揮官の一人だ」と述べた。自らもかつてオブラドビッチの下でプレーした経験に触れ、「彼から多くを学んだ。勝っても負けても前に進む。個人的なライバル関係ではない」と敬意を示した。
スパヌーリスは試合内容について「40分間、魂を込めて戦った」と振り返った。対戦相手のパナシナイコスについては、オリンピアコスと並びユーロリーグでもトップに位置するチームであり、巨額の予算と優れた選手・コーチを擁する「スーパーチーム」だと評した。
試合中にはゲラ・ヤブセルがビッグスリーを決めてパナシナイコスがリードを奪う場面もあった。スパヌーリスは「あの場面で新しいチームが立て直すのは容易ではない」としながらも、「チームが一体となり、組織として戦い、重要な勝利をつかんだ」と選手たちをたたえた。
スパヌーリスはギリシャバスケットボール史上屈指の名選手であり、オリンピアコスやパナシナイコスでユーロリーグ優勝を経験している。現役時代にはオブラドビッチの指導を受けた師弟関係にある。引退後は指導者に転身し、モナコのHCを経て現在はアリスを率いている。
アリスは今季新たに編成されたチームだが、テッサロニキのファンの後押しもあり、ユーロリーグ勢を相手に堂々と渡り合った。スパヌーリスは「ファンに改めて感謝したい。彼らが力をくれた」と語り、チームとしての成長に手応えを示した。パナシナイコスのオブラドビッチは、セルビア出身でユーロリーグ最多9度の優勝を誇るヨーロッパバスケットボール界の象徴的存在である。今後もギリシャリーグやユーロリーグの舞台で両者の対決が注目される。
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