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LA Clippersのインタビュー(2026年10月28日)でタイロン・ルーが語った

クリッパーズが直面する「3試合70ターンオーバー」の正体

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/ 1時間前

チームクリッパーズレイカーズ

練習後にコートサイドで語るタイロン・ルー
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Practice Media Availability (10/27/26) | LA Clippers

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LA Clippers インタビュー(2026年10月28日配信)で開幕3試合の課題が語られた。

キートン・ワグラー、グレイディ・ディック、タイロン・ルーの3人が練習後のメディア対応に応じ、過去30年で最多となる開幕3試合70ターンオーバーの原因、夏のトレードでクリッパーズに加わったディックの適応ぶり、ルーイーの負傷欠場に伴うロスター編成の変更を話した。

平均23本のターンオーバーは「ヒーロープレー」と主力不在が重なった結果

OKCへの初ロードゲームとレイカーズ戦を終えたクリッパーズは、開幕3試合で計70本のターンオーバーを記録した。タイロン・ルーによれば、この数字は過去30年で開幕3試合として最多だという。練習ではまず前の試合のフィルムを確認し、ターンオーバーの場面を重点的に振り返った。

ワグラーは記者から原因を問われ、個人としてはボールを持つ際のフィジカルさが足りなかったと反省した。ディフェンダーに顔の前まで詰められたとき押し返す強さが必要だと述べ、チーム全体としては「スーパーヒーローパス」のような無理なプレーが多かったと振り返った。

「チームとしては、簡単なプレーを選ぶこと、ヒーロープレーみたいなパスをしないこと、そういうことだと思います」

— キートン・ワグラー [00:58]

ワグラー自身もチーム平均のターンオーバー数を把握しており、練習後のインタビューで数字を挙げて危機感を示した。

「たしか平均23本くらいだと思うんですけど、それじゃあ勝てないですよ、特に強いチーム相手には」

— キートン・ワグラー [02:50]

ルーはこの70本について、相手がフルコートでプレスをかけてくる以上ある程度のターンオーバーは出るとしつつも、自分たちで防げる凡ミスが相当数あると指摘した。

「足に当たったり、コートの外に出したり、簡単なパスを通せなかったり、ペイントに切り込んだのに4〜5人に囲まれたり、そういう凡ミスは自分たちで防げるはずです」

— タイロン・ルー [12:57]

ルーはさらに、毎シーズン最初の10〜12試合は同じ問題が起きるが例年立て直せていると話し、J-DubとWallaceが今シーズンを棒に振る見込みであることにも触れた。主力が欠けた状況では普段ボールを扱わない選手がハンドリングを担う場面が増える。それが数字を押し上げている一因だと認めたうえで、それでも10〜12本は減らせるはずだと繰り返した。

「主力が欠けているとなると、普段やらないことや自分の限界以上のことをやらないといけなくなる」

— タイロン・ルー [13:49]

ディックは「4試合しか出られなかったシーズン」を燃料に変えた

夏のトレードでクリッパーズに加わったグレイディ・ディックは、新しいチームでの役割を日々模索していると語った。バックカット、トランジションでの走力、スポットシューティングなど、自分のプレースタイルを活かせる環境だと感じているという。

ディックには2年目シーズン後に4試合しか出場できなかった経験がある。記者にその悔しさを問われると、あの経験が自分の中にこれまでにない火をつけたと振り返った。

「あれが自分の中に、これまでになかった、もしくは新しい火をつけてくれたと思います」

— グレイディ・ディック [06:10]

コーチ陣から評価されているオフェンスリバウンドへの飛び込みについては、コンディショニングとエナジーを使ってエクストラポゼッションを生み出すことがコートに立ち続ける鍵だと語った。4年目に入り、82試合の過酷なシーズンとの向き合い方を年々学んでいるとも述べた。

「特に新しいチームに入ったばかりなので、何をすればコートに立てるか、何をすれば出続けられるかを学ぼうとしています」

— グレイディ・ディック [06:55]

LAでの生活への適応を聞かれると、ファンと球団が自分と家族を温かく迎えてくれたおかげで慣れるのは簡単だったと感謝した。NBAではトレードは起こりうるものだと受け止め、毎日勝ちを取りにいくだけだと話した。

「このチームとオーガニゼーション全体のみなさんが、自分と家族のことをすごく歓迎してくれて」

— グレイディ・ディック [08:14]

チームのターンオーバーの多さについてもディックは質問を受け、シーズン序盤の課題だと認めつつ前向きな見方を示した。

「うちにはボールを扱えるガードも、それ以外の選手もいるので、そこから学んでボールをしっかりケアする」

— グレイディ・ディック [09:48]

また同じカンザス出身のチームメイト、ニキータとのつながりも話題になった。トレード前はまったく面識がなかったが、LAで合流してから意外な縁が次々に見つかったという。ディックの叔母がニキータの父親のベビーシッターをしていたという話も出てきて、「カンザスではみんなどこかでつながっている」と笑った。両方のアリーナでロッカーが隣同士だとも明かした。

コルビーが先発昇格、ルーキーのバベルにも出番を明言

ルーはルーイーの負傷欠場を受け、翌日のレイカーズ戦でコルビーを先発起用すると発表した。コルビーはトレーニングキャンプで怪我をしてプレシーズンを欠場しており、開幕からの3試合がプレシーズン代わりだったとルーは説明した。ルーイーの復帰時期はday-to-dayで見通しは立っていない。

コルビーについてルーは「何でもこなせるオールラウンドな選手」と評価し、ボール運び、5番から3番までの守備、どのユニットにも入れる万能性を挙げた。

ルーキーのバベル(ボブ)にも言及した。トレーニングキャンプとプレシーズンを通じてチームで最も良い選手の一人だったと高く評価し、3番から5番まで守れるが特に5番での起用を好んでいると話した。翌日の試合で出場機会を与えると明言した。

「ボブは好調ですよ。トレーニングキャンプとプレシーズンを通じて、うちの中でもいちばんよかった選手のひとりだと思っています」

— タイロン・ルー [15:46]

バベルはローテーションの都合で4番として使われてきたが、ルーは5番の方が向いていると考えている。ディフェンス面でまだ精度を上げる必要はあるものの、怪我人が6人いる現状で出番は確実に回ってくる。一方でディックがベンチから安定した貢献を見せているため、バベルの出場時間はそちらとの兼ね合いにもなるとルーは認めた。

ロペスはセカンドユニットの軸としてベンチ継続

記者からブルック・ロペスのベンチ起用を続けるかと問われ、ルーは即座に肯定した。ロペスはキャリアを通じてスターターを務めてきた選手だが、今シーズンはまだ先発では使っていない。どちらの役割でも力を発揮できる選手だと前置きしたうえで、現在のチームにとってはベンチからの出場がより効果的だと説明した。

「ベンチから出てセカンドユニットを落ち着かせてくれて、攻撃の軸になりながらゲームテンポを落としてくれる存在として、本当にうまく機能してくれています」

— タイロン・ルー [17:20]

ディックのベンチでの貢献についてもルーは絶賛した。映像を見ると毎回走り、毎回リバウンドに飛び込み、カッターとしても優れた動きを見せているという。

「一生懸命やって、毎回走って、毎回リバウンドに飛び込んで、カッターとして抜群の動きをしています」

— タイロン・ルー [17:01]

ロペスがゲームテンポを落とす役割を担い、ディックがエナジーとエクストラポゼッションを生み出す。クリッパーズのセカンドユニットは性格の異なる2人の貢献で形を作りつつある。ターンオーバーの課題は深刻だが、ルーもワグラーもディックも口を揃えて「改善できる」と語った。主力が戻るまでの期間をどう乗り越えるかが、シーズン序盤の最大のテーマになる。