プレシーズン最終日に見えたイースト激戦区と各チームの課題
NBA Today(2026年10月16日配信)でマリカ・アンドリュースがプレシーズン最終戦の見どころと開幕の展望を語った。
NBA Today(2026年10月27日配信)でチニー・オグウミケが語った
チームニックスラプターズヒートナゲッツサンダーウォリアーズクリッパーズマーベリックスロケッツスパーズ
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NBA Today(2026年10月27日配信)でマリカ・アンドリュースがシーズン序盤の怪我と各チームの明暗を語った。
シャムズ・チャラニアがカワイ・レナードやサンダーの主力2人の離脱を速報し、ティム・マクマホン、チニー・オグウミケ、アイマン・シャンパートらがヒート、ロケッツ、ニックスの現状を議論した。
番組冒頭でシャムズ・チャラニアが速報を伝えた。ラプターズのカワイ・レナードが左膝の腫れにより数週間の離脱に入る。MRI検査の結果、靭帯損傷や構造的な問題は確認されなかった。重要なのは今回の患部がクリッパーズ時代にACLと半月板の手術を受けた右膝ではなく、反対側の左膝である点だとシャムズは補足した。カワイは今夏、NBA調査を経てクリッパーズからラプターズへトレードされ、同時に契約延長も進んでいた経緯がある。レギュラーシーズン開幕からわずか1週間での離脱となった。
ティム・マクマホンはトレードの意義を認めつつも、カワイを軸に据えることのリスクを率直に指摘した。
「チームの天井が上がって、ラプターズが本物の優勝候補になれる姿が見えてくる。でも問題は、カワイ・レナードをアテにできないことです」
— ティム・マクマホン [02:04]
マクマホンはカワイを「当てにならないスーパースター」と表現し、トレードと1億1,500万ドルの延長契約にはそれだけのリスクが伴うと語った。才能は疑いないが、稼働率の低さがラプターズの計算を狂わせる構図は今季も変わっていない。
同じく番組冒頭で伝えられたのが、サンダーの深刻な怪我のニュースだった。オールNBAフォワードのジェイレン・ウィリアムズが左足首脱臼と腓骨骨折、オールディフェンシブチームのガードであるケイソン・ウォレスが左肩の関節唇(ラブラム)断裂を負い、ともに手術が必要になった。シャムズによれば、2人ともシーズンの大半、場合によっては全休の可能性がある。さらにベテランガードのアレックス・カルーソも足首の捻挫で離脱が濃厚だという。
マクマホンは、今夏のコスト削減でルー・ドートを放出した上に今回の怪我が重なった状況を整理した。
「ルー・ドートは去って戻ってこない。ジェイレン・ウィリアムズとケイソン・ウォレスもシーズン終了まで欠場の可能性がある。オールディフェンシブのウィングを3人失ったわけです」
— ティム・マクマホン [05:17]
ジャレッド・マケインとAJ・ミッチェルがスターターに入ることになるが、マクマホンはミッチェルが第2オプションとして得点を量産する存在になると予測しつつも、GMのサム・プレスティが長期的な視野と苦しい財政状況のバランスを取りながら補強に動けるかが問われると分析した。
一方でチニー・オグウミケは、現役MVPのSGA(シェイ・ギルジャス・アレクサンダー)がこの状況を乗り越えられる選手だと力説した。オグウミケはSGAの安定感を強調し、2シーズン前のプレーオフで見せた40点級のパフォーマンスを引き合いに出した。
「シェイはこの重荷を背負えると思っています。ゲームへの向き合い方を見ていると、常にブレない。高すぎることも低すぎることもない」
— チニー・オグウミケ [06:55]
チェット・ホルムグレンにとっても大きなチャンスだとオグウミケは付け加えた。マクマホンもアイザイア・ハーテンスタインとチェットの2ビッグによるリムプロテクションはエリートレベルを維持しており、7フィート3インチ(約221cm)のルーキー、アダイ・マラもすでに存在感を示していると評価した。

ヒートはマーベリックスに敗れ、依然として今季初勝利を挙げられていない。バム・アデバヨはヤニス・アデトクンボと同時にコートに立った場面でフィールドゴール31本中7本と苦戦している。アデバヨ自身は試合後に強気なコメントを残した。
「俺に関しては、シュートが入ってないこと。それは深く考えすぎない。おかしいのは、外野が俺をスケープゴートにしようとすること」
— バム・アデバヨ [16:56]
アデバヨは「流れが変わったとき、全てのエネルギーが変わったとき、それを覚悟しておいてほしい」とメディアに釘を刺した。番組恒例のディベートコーナー「マクマホン・イン・ザ・ミドル」では、ヒートの成功がアデバヨ次第かどうかが論題になった。オグウミケは「チーム全体の問題だ」と主張し、ディフェンスレーティング132点というリーグワーストの数字を突きつけた。
「オフェンスは個人としても集団としても時間がかかりますが、ディフェンスは常にできているはずです。マイアミ・ヒートの全員がこの責任を負っています」
— チニー・オグウミケ [18:40]
マクマホン判事もオグウミケ側に軍配を上げた。判決の中ではアデバヨがジャンプシューターになっている点にも触れつつ、根本はロスターの薄さにあり、ペリメーターの守備要員が揃っていない現状ではディフェンスの崩壊をアデバヨ一人のせいにはできないと裁定した。ロスターを整えるにはトレードを何サイクルか経る必要があるとの見方で、出演者の意見が一致した。
ヒューストン・ロケッツが4勝0敗でリーグ最高勝率タイに立った。ディベートコーナーでオグウミケが「ロケッツはウエストで最も印象的なチームか」という議題の肯定側に立ち、数字を並べた。アルペレン・シェングンが1試合平均24得点に加えアシスト平均7本、エイメン・トンプソンが平均17得点、さらにフレッド・バンブリートの復帰がチーム全体の安心感を取り戻させたと力説した。
「フレッド・バンブリートが戻ってきたことが大きいんです。チームとしての安心感が戻った」
— チニー・オグウミケ [20:37]
バンブリートもアシスト平均7本を記録しており、オグウミケは今後シュートの確率も上がると予測した。反論を求められたアイマン・シャンパートは白旗を上げた。
「閣下、正直に言いますと、反論が特にないんですよね。本当に反論できない。ロケッツは素晴らしいバスケをしています」
— シャネ・アグミケ [21:20]
マクマホンもバンブリートがすべてをうまくまとめていると認めた。優勝候補筆頭に浮上したスパーズを中立地で倒した事実も重く、バンブリート離脱前からコンテンダーと見られていたロケッツが、復帰後にその実力を証明している。
昨季王者のニューヨーク・ニックスがまさかの0勝4敗スタートとなった。オフェンスはリーグ30位。担当記者のヴィンス・グッドウィルは、オフシーズンのリングをめぐる論争や契約問題といった「外野の雑音」がコート上のプレーに影響しているように見えると報告した。マリカ・アンドリュースによれば、ジェイレン・ブランソンは連覇に向けた最大の課題を問われ、「エゴ」と答えた。達成したことに満足してしまうのか、エゴを捨ててまだやるべきことに目を向けられるのかが勝負だという趣旨だった。
スタジオではアイマン・シャンパートが「10段階でそこまで大きな問題ではない方に傾く」と述べた。契約交渉がのしかかっていた影響もあり、シュートが入っていないだけでプレー自体は崩壊していないとの見方を示した。
「契約交渉とかそういうことがずっと頭の上にのしかかってたわけじゃないですか」
— シャネ・アグミケ [41:26]
一方でオグウミケは異なる角度から問題を突いた。
「悪いバスケじゃないけど、同じバスケなのよ。でもイーストの勢力図はガラッと変わってる。同じやり方で違う結果を期待するのは無理でしょ」
— チニー・オグウミケ [42:00]
オグウミケはミカル・ブリッジズのシュート不振を指摘し、オフェンスへの関与が薄くなっている点が気になると語った。ブランソンがボールを持ち、カール・アンソニー・タウンズ絡みのアクションを多用し、OGとミカル・ブリッジズをコーナーのシューターに使うという4試合のパターンが見えてきたが、ブリッジズがシュートを決めきれていないのはメンタルの問題だと分析した。シャンパートはキャリアのシュートチャートを見れば同じ場所から同じシュートを打っていると反論し、「入っていないだけだ」と主張した。マクマホンは昨季の1月にも低迷期があったがそこから立ち直った前例を挙げ、まだ深刻視する段階ではないと結んだ。
ウォリアーズ対ナゲッツ戦では、ステフ・カリーがフィールドゴール8本中8本のパーフェクトゲームを演じた。だがこの夜の主役はもう一人いた。ルーキーのヤクセル・レンデボーグが31得点・12リバウンド・6アシストを記録し、過去50シーズンのウォリアーズルーキーでこの水準のスタッツラインを残したのはステフ・カリーとミッチ・リッチモンドに次ぐ史上3人目となった。新人王のオッズでもキャム・ブーザーに次ぐ2位につけている。
オグウミケはカリーの8本中8本パーフェクトに驚きつつ、若い力の台頭にも注目した。
「8本中8本パーフェクトならさ、16本中16本もやってほしいくらい。でも、助けてくれた人もいたよね」
— チニー・オグウミケ [35:53]
レンデボーグは第3クォーターだけで12得点を挙げ、試合を決定づけた。カリーもベンチから声援を送る場面が映し出され、ウォリアーズはこの勝利で今季初勝利を手にした。シーズン序盤からトラッシュトークでも存在感を放っており、ゴールデンステートの未来を担う存在として一気に注目を集めている。
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