キングスのクリスティHCがシモンズ欠場の理由を説明、82試合出場へ慎重に管理
キングスのダグ・クリスティHCがブレイザーズ戦でベン・シモンズを欠場させた理由を説明。プレシーズンでの負荷管理を通じ、レギュラーシーズン82試合のフル稼働を目指す方針を明らかにした。
0勝5敗のキングス、指揮官の評価は若手育成が基準
チームキングス

開幕5連敗でリーグ唯一の未勝利チームとなったキングスだが、球団はダグ・クリスティHCの交代を現時点で検討していないとジ・アスレチックが報じた。主力の負傷離脱が重なっており、健全なロスターでの評価を待つ方針だという。
サクラメント・キングスが開幕から5連敗を喫し、NBA全30チームで唯一の未勝利クラブとなっている。この状況を受けてダグ・クリスティHCの解任観測がリーグ内で浮上しているが、ジ・アスレチックのサム・アミック記者は、球団内部の計画を知る関係者の話として「現時点で交代は検討されていない」と報じた。
アミック記者によると、球団はクリスティが健全なロスターを率いる状態で評価すべきだと考えている。現在のキングスは主力の離脱が相次いでおり、戦力が大きく削がれた状態でシーズンを戦っている。
キングスのフロントコート要員であるマキシム・レイノーが右膝、ディラン・カードウェルが左ふくらはぎの負傷でいずれも今季未出場のままである。先発フォワードのキーガン・マレーもオフの手術後に左足首関節包炎で離脱中だ。
さらに大きな痛手となったのが、開幕直前にベン・シモンズがアキレス腱断裂で今季絶望となったことである。シモンズはクリスティの構想で先発に組み込まれる予定だった。ローテーションの主要メンバー4人を欠く状態では、勝敗だけで指揮官を評価するのは困難だという判断が球団内にあるとみられる。
クリスティは2025年春にキングスと3年契約を結んだが、完全保証されているのは最初の2シーズンのみで、2027-28シーズンは球団側のオプションとなっている。つまり2026-27シーズンが保証期間の最終年にあたり、今後数か月の結果次第では来季以降の去就に影響が出る構造である。
ただし、キングスは今季の西カンファレンスでプレーオフ争いの本命とはみなされていない。アミック記者は、クリスティの評価は勝敗よりも「育成」に重点が置かれるとの見方を示している。指揮官自身の成長と、若手選手の発展が判断基準になるという。
育成の観点では明るい兆しもある。ルーキーのダリウス・アカフJr.は29日のペリカンズ戦で34得点14アシストを記録し、NBA入り後最高の出来を見せた。アカフJr.がコートにいた時間帯にキングスはペリカンズを上回っており、即戦力としての可能性を示した。
一方で、2025年ドラフト1巡目指名のニック・クリフォードはここまで出場機会が限られている。ルーキーイヤーに75試合で平均25分以上プレーした実績がありながら、今季は4試合で計27分の出場にとどまり、グリズリーズ戦ではベンチ外だった。若手の起用法についても今後問われることになりそうだ。
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