シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが語ったホーム開幕戦――シュートが落ちても勝てるチームの正体
Oklahoma City Thunder インタビュー(2026年10月23日配信)でシェイ・ギルジャス・アレクサンダーがホーム開幕戦の勝利について語った。
サンダーのインタビュー(2026年10月21日)でシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが語った
チームサンダー
Oklahoma City Thunder インタビュー(2026年10月21日配信)でシェイとマケインが開幕戦を語った。
シェイ・ギルジャス・アレクサンダーとジャレッド・マケインが記者会見に応じ、昨シーズンのプレーオフで敗退に追い込まれた相手との再戦を制した試合を振り返った。ディフェンスの気合い、チェット・ホルムグレンの存在感、ショットを「見つける」技術が話題になった。
記者から開幕戦のディフェンスの連携について聞かれたシェイ・ギルジャス・アレクサンダーは、チーム全体がいつも以上の気持ちでコートに立っていたと明かした。昨シーズンが望んだ形で終わらなかったこと、しかも対戦相手がまさにそのシーズンを終わらせた張本人だったことが、気持ちをもう一段押し上げたという。
「戻ってくると自然と少し焦りや気合いが出てくるものです。しかも相手は僕たちのシーズンを終わらせたチームですから、そこにもう一段階の思いが乗っかっていました」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [00:10]
ただし別の記者から「ライバル関係の最初のパンチを放てた満足感はあるか」と問われると、率直に「それほどない」と返した。シーズン最初の試合がどんな結果でも、最終的にシーズンの終わり方が良ければそれでいいという考え方を示した。
「正直、それほどないですね。この1試合でそこまで大きな意味はないんです」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [05:02]
感情やモチベーションが高まったこと自体は認めつつも、冷静に考えれば大した意味はないと繰り返した。82試合のシーズンで毎晩少しずつ良くなることだけを目指していると語り、開幕戦の勝利を過大評価しない姿勢を貫いた。
「82試合のシーズンで毎晩目指すのはそこで、今夜はそれができた。正しい方向に一歩踏み出せた」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [05:02]
昨季の敗戦を踏まえた気合いと、長いシーズンを見据えた冷静さが同居する回答だった。強いチームを相手に成長できる機会を活かせたという表現に、82試合をどう戦うかの意識がにじんでいた。
ジャレッド・マケインにはコートに立っているときがいちばん楽しそうに見える理由が問われた。マケインはバスケットボールを小さい頃からずっと好きだったと語ったうえで、ケガで離脱していた期間が最もつらかったと振り返った。その経験があるからこそ、マーク・ダグノート HC から与えられる出場時間のすべてに感謝していると打ち明けた。
「ケガをしていたときは本当に最悪でした。だからマークが与えてくれるどんなプレータイムでも、感謝して幸せに感じています」
— ジャレッド・マケイン [01:34]
チームメートと一緒にプレーできること自体を楽しんでいるとも述べ、楽しんでプレーすることでいい雰囲気が生まれると話した。また別の質問では、崩れたオフェンスの場面でも落ち着いてスポットに入っていける理由を聞かれ、小さい頃からギャップやウィンドウを見つけるのが得意だったと答えた。オフェンスリバウンドでも、誰かに見てもらえるようにオープンなスポットを探す感覚は昔から変わらないという。
「プレーが崩れたとしても、まだ生きてると感じていて。だから、そういうショットを打つときも自信を持って打てます」
— ジャレッド・マケイン [00:56]
ケガで離れた経験がコートに立てる時間への感謝を深め、プレーが崩れた場面でも次のチャンスを探し続ける姿勢の土台になっていた。
シェイ・ギルジャス・アレクサンダーはチェット・ホルムグレンの開幕戦での貢献について問われ、スタッツに表れない部分での影響力を強調した。ホルムグレンには攻守両面でオールNBAクラスの才能があり、アグレッシブに自分のゲームをプレーすればどのNBAチームでも強くなると評価した。ホルムグレンが良いプレーをした夜にチーム全体も結果を出したのは偶然ではないと断言した。
「アグレッシブで、自信があって、自分のゲームをしているとき、彼はチームを強くする。今夜彼がいいプレーをして、チームもいい夜を過ごせた、これは偶然じゃないです」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [02:12]
一方、ジャレッド・マケインにはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーの隣でプレーする感覚について質問が飛んだ。マケインは加入当初は正直緊張していたと振り返りつつ、人柄の良さにすぐ打ち解けたと語った。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがディフェンスを引きつけたときにスペースを作り、ウィンドウを見つけて自分のチャンスにつなげる役割を果たしていると説明した。
「2年連続MVPと一緒にプレーできるのは特別なことなので、一緒にコートに立てるときはいつも最高です」
— ジャレッド・マケイン [03:06]
ホルムグレンのスタッツに現れない存在感と、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがディフェンスを引きつけることで生まれるスペース。ふたりの発言からサンダーの攻撃の土台が浮かび上がった。
記者が「難しいショットとは何か」と尋ねると、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーは自分のコンフォートゾーンの中でプレーしているだけだと答えた。難しいショットと良いショットの区別はあまりないと語り、点差や残り時間を意識する場面はあるものの、基本は積み上げてきた練習を信じるだけだと説明した。
「自分のコンフォートゾーンの中でプレーすることに尽きるんです。打てる、決められると感じたら、最大限の自信を持って踏み込む」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [03:58]
打てると感じれば最大限の自信で踏み込み、打てなければ踏み込まない。MVPを連覇した選手のショットセレクションは、複雑な計算ではなくシンプルな判断の繰り返しだった。マケインのほうにもショットを「見つける」能力について質問が飛んだ。マケインは幼少期に兄や年上の仲間と一緒にプレーしていた環境を挙げ、すべてのショットを打てるわけではない状況で、チャンスがあれば自信を持って打ちにいく必要があったと語った。24時間フィットネスのコートに混じってプレーしていた頃から、ウィンドウを見つけるのが得意だったという。
「ボールハンドラーから見えるように、オープンな状態を確保する。それが戦いの半分です。ショットを打てるギャップを見つけること」
— ジャレッド・マケイン [06:03]
ウィングスパンも身長も突出しているわけではないと自覚しているからこそ、少し余分なスペースを作って打つ意識を持っていると話した。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーやダブ、AJがドライブしたときにディフェンダーの視線が外れた瞬間を狙い、ギャップを突いてショットを放つという。
「自分はウィングスパンも身長もそんなにあるわけじゃないんで、笑えない話ですけど。だから少し余分なスペースを作って打たないといけない」
— ジャレッド・マケイン [06:03]
身体的な条件を状況判断と準備で補うマケインのスタイルと、積み上げた練習への信頼だけで踏み込むシェイ・ギルジャス・アレクサンダーのスタイルは対照的だが、どちらも自分の強みの中でプレーするという点で共通していた。
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