ゴベアが役割変更を否定「自分のやることで世界一」、ウルブズ開幕無敗を継続
ティンバーウルブズのルディ・ゴベアがラプターズ戦後にスタイル変更を否定し「自分のやることで世界一」と語った。開幕無敗のチーム内の雰囲気にも言及した。
ティンバーウルブズのインタビュー(2026年10月24日)でルディ・ゴベアが語った
チームティンバーウルブズ

Minnesota Timberwolves インタビュー(2026年10月24日配信)でルディ・ゴベアが開幕2試合を振り返った。
フィジカルの強い大型チームとの連戦でリバウンドとペイント内を支配できた理由、ラメロ・ボールの攻守にわたる貢献、ヨハン・ミノットの精神的成長など、チームの現在地を幅広く語っている。
記者から「開幕2試合でフィジカルの強い大型チームを相手にリバウンドとペイント内を支配できた要因は何か」と問われ、ゴベアはポジションに関係なく全員が体を張る姿勢を挙げた。1番から5番まで全員がコンタクトしてショットを争う意識を持つことで、チーム全体のプレーが楽になると説明している。
「コートで何が起きていても、自分のポジションを見つけて、ショットを試みる。それが1番から5番まで全員でできていると思うんです。5人全員が何かをしようとしている」
— ルディ・ゴベア [00:10]
さらに話はトレーニングキャンプの雰囲気に移った。記者が「選手同士でぶつかり合ったことが競争心を引き出す助けになったと選手たちが話していた」と水を向けると、ゴベアは「鉄は鉄で磨かれる」という表現を使い、互いを高め合う環境があったと振り返った。プレシーズンでインディアナやニューヨークといったフィジカルの強いチームと対戦できたことも良い準備になったという。
「シュートが入らなくても、正しいバスケをして守れれば、毎晩勝負できるポジションに自分たちを置けます」
— ルディ・ゴベア [00:51]
アンソニー・エドワーズやラメロ・ボール、そしてゴベア自身に対して相手がフィジカルに来ることは織り込み済みで、ショットの好不調に左右されずディフェンスと正しいプレーを続ければ毎晩チャンスがあるという確信をにじませた。

ゴベアはラメロ・ボールについて、得点力だけでなくそれ以上の面でチームに影響を与えられる選手になるというチャレンジを本当に受け入れていると評価した。ファンの多いスター選手でありながらシンプルなプレーをいとわない姿勢が、チーム全体のボールムーブメントを変えていると語っている。
「彼みたいにファンをたくさん持ちながらも、シンプルなプレーをいとわない選手がいると、それは伝染するんです。ボールが動くようになる」
— ルディ・ゴベア [02:37]
ゴベアが強調したのは、ボールをスウィングしても自分に戻ってくるかもしれないと全員が分かっているため、無理にリムへアタックしようとしない好循環が生まれている点だった。アグレッシブさを保ちつつもチームのコンセプトの中で動こうとする姿勢が浸透していると述べた。
「正しいプレーをしようと、アグレッシブさを保ちながらも、チームとして目指しているコンセプトの中で動こうとしているんです」
— ルディ・ゴベア [02:37]
ディフェンス面でも、ラメロの貢献にはゴベア自身「少し驚いた」と認めた。開幕戦ではヤニス・アデトクンボをガードし、次の試合でも大型のスキルフルなガード陣を守り、いずれも高い水準でこなしたという。ゴベアはラメロに対して冷静さを保てるよう「自分がそばにいる、後ろで支えている」と伝え続けていると明かした。
「色々な形でゲームに影響を与えられる。その上でスコアも取れれば最高ですが、優れたウィングも守れるし、フィジカルの強いパワーフォワードも守れる」
— ルディ・ゴベア [03:18]
得点だけでなく、ペースの向上やオフェンスリバウンドといった細かい部分でもチームを底上げしていると、ゴベアはラメロの多面的な貢献を具体的に挙げた。
記者がヨハン・ミノットの成長について尋ねた。ミノット自身が「去年のマイアミ戦のような試合をしていたら、ものすごく落ち込んでいただろう」と話していたことを受け、ゴベアはベテランとしてどう導いているかを明かした。良い試合の後でも悪い試合の後でも感情の振れ幅を抑え、まだ80試合以上とプレーオフが控えている長いシーズンを見据えるべきだと繰り返し伝えているという。
「いいゲームの後に舞い上がりすぎても、悪いゲームの後に落ち込みすぎてもいけない。まだ80試合以上あって、そこからプレーオフが始まる」
— ルディ・ゴベア [04:24]
ミスは試合の一部であり、ミスに引きずられてチームへの貢献まで失ってはいけないとゴベアは繰り返し伝えているという。ミノットにとって最も大事なのはエネルギーで、この日の試合ではそのエネルギーだけで攻守両面に影響を与え、流れを変えたと高く評価した。
「みんなミスはするけど、彼はそのエネルギーだけで攻守両面でゲームに影響を与えて、流れを変えてくれました」
— ルディ・ゴベア [04:24]
82試合のレギュラーシーズンとその先のプレーオフを見据え、一喜一憂せず安定したエネルギーをチームにもたらすことの重要性を説くゴベアの言葉には、チームリーダーとしての自覚がにじんでいた。
最後にチームのディフェンスのケミストリーについて問われ、ゴベアは「気にかけ合う意識が本当にある」と即答した。記者が「ローテーションのカバーが機能していて、かなり連携が取れているように見える」と指摘したのに対し、ゴベアはオフェンスの出来に関係なく、ディフェンスで1ポゼッションずつ大切にするマインドセットがチームに根付いていると強調した。
「気にかけ合う意識が本当にあって、それが見えています。オフェンスで何が起きても、勝つためにはそれが必要なんです」
— ルディ・ゴベア [05:10]
この「ケアファクター」、つまり互いを助けようとする意識があるからこそ、ショットが落ちる日でもディフェンスで踏ん張れるとゴベアは考えている。開幕2試合で見せたフィジカルなディフェンスは、トレーニングキャンプでの切磋琢磨とプレシーズンの実戦経験に裏打ちされたものだった。ゴベアは「きっと素晴らしいことになる」と短くも力強く締めくくり、ディフェンスを軸に戦う今シーズンのウルブズへの自信を示した。
「ディフェンスでは1ポゼッションずつ大切にしている。そのメンタリティがある。きっと素晴らしいことになると思います」
— ルディ・ゴベア [05:10]
コメント(0 件)
まだコメントはありません。