ハーテンシュタインが語るサンダーのダブルビッグ戦略と開幕連戦への備え
Oklahoma City Thunder インタビュー(2026年10月22日配信)でアイザイア・ハーテンシュタインがナゲッツ戦への備えを語った。
サンダーのインタビュー(2026年10月23日)でチェット・ホルムグレンが語った

Oklahoma City Thunderインタビュー(2026年10月23日配信)でチェット・ホルムグレンがナゲッツ戦後の守備と個人の手応えを語った。
ペイント内失点36点・22ターンオーバーという守備の成果、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)がフリースロー連続成功記録のかかった場面で自ら交代を申し出た裏話、ビッグマン陣の厚み、そして新加入のアデイの印象まで、約6分の囲み取材で話題は多岐にわたった。
記者がナゲッツをペイント内36得点・22ターンオーバーに抑えた守備の要因を尋ねると、ホルムグレンはボールへのプレッシャーとチームのローテーションの両立を挙げた。ボールに激しくプレッシャーをかければ抜かれる場面は当然出てくるが、その裏をカバーする仲間がいると信じられることが鍵だったと説明した。
「ボールに激しくプレッシャーをかけると、どうしても抜かれる瞬間は出てくる。でも、ローテーションでバックサイドをカバーしてくれる仲間がいるってわかってれば、それでいいんです」
— チェット・ホルムグレン [00:17]
個々の守備の強度を上げながらも、抜かれた場合のローテーションを全員が遂行できた点を強調した。自分のゾーンを守るだけでなく、互いをカバーし合う「信頼関係をうまく発揮できた」と振り返り、チーム全体の連動がナゲッツのペイントアタックを封じた要因だと位置づけた。
「お互いを信頼して、実際にそこにいてくれるっていう、その信頼関係をうまく発揮できたと思います」
— チェット・ホルムグレン [00:17]

試合終盤、フリースローの連続成功記録がかかっていたSGAが自ら交代を申し出たと報じられた。ホルムグレンは本人に「ここでスリー打ちたくない?」と直接聞いたと明かした。SGAは「いや、いい」と答え、マーク・デイグノルトHCのもとに行って自分からベンチに下がったという。
「だから『お前は俺より大人だよ』って伝えました。俺だったらプルアップスリーを打ちまくってましたよ」
— チェット・ホルムグレン [00:55]
ホルムグレンはSGAの判断を「無欲な瞬間」と表現し、日頃の練習姿勢やリーダーシップにもつなげた。
「シェイって、とにかく無欲な人間なんですよね。俺が知ってる中で一番ハードに練習するやつの一人だし、コートで体現してる」
— チェット・ホルムグレン [00:55]
SGAの141試合連続得点記録についても話が及んだ。ホルムグレンは、才能だけでなく、シーズン中に足首の捻挫で途中離脱したことも、退場になったこともないという身体的・精神的な持続力の凄みを指摘した。
「それだけの才能があるっていうのはもちろんなんですけど、シーズン序盤に足首を捻って試合を途中離脱したこともなければ、早い段階で退場になったこともない」
— チェット・ホルムグレン [01:41]
そのうえで「正直驚きはない」と付け加え、この記録を続けられる選手がいるとすればSGAだと以前から思っていたと語った。
記者がビッグマンの厚みについて尋ねると、ホルムグレンはNBAのサイズに対する考え方の変遷から話を始めた。2018年頃は6フィート8インチ(約203cm)を超える選手をコートに並べるチーム自体が少なかったが、サンダーは年々大型化してきたと振り返った。ホルムグレンが加入した年はセンターがゼロの状態で、その後はホルムグレンとジェイレン・ウィリアムズの2人体制になり、今ではその2人がパワーフォワードに回って別のセンターを置けるまでになった。
「結局すべてはトレードオフなんですけど、これだけ良いビッグマンが揃っていると、サイズがあることによるネガティブなトレードオフがほとんどない」
— チェット・ホルムグレン [02:26]
通常、大型選手を多く並べれば機動力やスイッチの面で弱点が出る。しかしサンダーの場合はアデイ、ハート、ジェイレン・ウィリアムズ、復帰予定のトミー・シルバーといった「サイズもあって才能もある選手」をサム・プレスティGMが揃えたことで、サイズのデメリットがほとんど生じていないとホルムグレンは評価した。
開幕2試合で17リバウンドを記録したことについて、ホルムグレンは「個人的にもチームとしても改善点がたくさんある」と強調し、2勝0敗のスタートに浮かれる様子は見せなかった。シーズン1試合目でも80試合目でも「もっと良くなれる部分を探す」マインドセットでやっていると話した。そのうえで、この日もらった褒め言葉を嬉しそうに明かした。
「ケニー・ハッスルに『こんなにハードにプレーしてるお前を見たことない』って言われたんです」
— チェット・ホルムグレン [04:05]
ルーズボールに飛び込み続けた結果なのか本当にそれだけ激しくプレーしていたのか自分でもわからないとしつつ、「ケニー・ハッスル本人にそう言われたのは光栄だった」と喜んだ。
新加入ビッグマンのアデイについては、リムプロテクト能力をまず挙げた。ホルムグレン自身も「ゴー・ゴー・ガジェット」と呼ばれるほどの長い腕を持つが、アデイもまさにそのタイプだと表現した。
「腕がどこまでも伸びる感じで、マークに『アデイの横に立つと自分が小さく感じるぞ』って言われてたんですけど、そこまでとは思わなかったんですよね」
— チェット・ホルムグレン [05:05]
アリウープキャッチやブロックの場面では「ほとんど地面から離れてないのにリングの上にいる」と驚きを語り、タイミングと本能にも優れていると評価した。ダンクされることを恐れずブロックに行く姿勢を「ビッグマンの宿命をちゃんとわかっている」と認め、攻撃面でもパスやローポストでの得点といった才能を見せ始めていることに期待を示した。
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